ボールを捕えて締めることが重要

私はまず、FunFactoryのスマートボールウノという比較的安価なケーゲルボールからチャレンジしました。

ケーゲルボールはだいたいが2つ以上のボールから成るのですが、こちらはボールが1つなのでチャレンジしやすいのが特徴です。
私は元々タンポンがあまり好きではないので、違和感を感じるのでは? 日常生活に支障が出るのでは? と不安もありました。
また、重さがあるほうが効果的だそうですが、ステップを踏んで使った方が良いようなので、ウノの軽さはちょうど良かったです。
丸いボディですが先端が尖っているので、すんなり入れることができます。もちろん、挿入の違和感もありません。

濡れていない膣にケーゲルボールを入れるには、水溶性ローションの使用をおすすめします。特に水溶性で高品質のアイディルーブのアイディグライドは伸びが良く、定番の品です。

使用(挿入)時間は人によって違うと思います。私はトイレの時は外したい派なので、使用時間はだいたい1時間から2時間程度です。主に家事の途中で、ボールを意識して膣がキュッとしまることを意識しました。

元々、膣を比較的操れる、締めたいところを締めれると自負していたのですが、ケーゲルボールを使ってから、そんなことはないと自覚させられました。というのも、締め方によってはケーゲルボールが出てきてしまったり、そもそも最初は膣の中で捕らえることすら一苦労。筋肉痛にはなりませんが、これ以上締められない…ということは未だにあります。膣トレーニングの道は奥深い。でも、徐々にできるようになれば良いんです。

重要なのは、ボールを捕らえて締められるようになることです。
ボールを捕らえるようになると、セックスの時の膣の動かし方が分かるようになるので、より気持ち良くなります。また、挿入時に男性器の形がハッキリと分かるようになるので、セックス中のコミュニケーションも増加するんです。

上級者には振動するケーゲルボールで達成感を

初心者向けのケーゲルボールでコツを掴み、さらにトレーニングに興味が出た方や、もっと効率的に鍛えたい! という方には、SWANのクラッチがおすすめです。

クラッチは膣で締めるとボールが振動するという画期的なケーゲルボールです。
もちろん、最初は振動しません。膣トレで自信もついていたので挫折感を味わいましたが、膣のどこを締めればよいかコツを掴むと徐々に振動するようになるので、かなりの達成感があります。習慣的に膣トレの時間を取ってしっかり鍛えたい! という方にはSWANのクラッチが断然おすすめです。

骨盤底筋(PC筋)を鍛える道はなかなか険しいですが、その分、効果は絶大です。
セックスの直前までケーゲルボールを入れておくと、いつも以上に締まるのでいいですよ。ちょっと恥ずかしいですけどね…。

…次回は《バイブはコンセプトが命!日本のラブグッズを変革した海外4ブランド》をお届けします。

Text/みき