早漏は弱みにあらず!?

 仕事で成功しているバリキャリ女子のほとんどは、「自分が得意な分野」「自分が向いている分野」を強みにしています。
苦手分野の克服にちんたら時間をかけるよりも、得意分野を伸ばしたほうが、圧倒的に出世は早いし、独立起業も成功しやすいですからね。

 芸能人にたとえるとわかりやすいと思うのですが、歌が得意なら歌手を、演技が得意なら役者を、見た目が得意ならモデルをやるのが成功への近道。
歌が苦手なのに歌手をやるよりは、演技が得意なら役者をやったほうが良いはず。

 早漏男性も然り。
挿入時間を伸ばすことは潔く諦め、そのぶん前戯テクニックやピロートークに力を入れています。
苦手分野の克服よりも、得意分野の強化です。
その姿勢が、バリキャリ女子にとっては自身の仕事スタンスと、相通ずるものが感じられ、同士のような感覚が芽生えるのでしょう。

 そして何よりも、早漏男性は、急な誘いに対して臨機応変な対応が可能です。
忙しいバリキャリ女子は、不意にできた空き時間に、「今夜、どうかしら?」と自ら誘うことがしょっちゅう。
その誘いに対して、たとえば今朝オナニーで射精したばかりの男性だと、「今日はやめておくよ。それより週末はどうだい?」となります。
射精できなかったら沽券に関わると思うのでしょうね。

 その点、敏感体質ですぐにイッちゃう早漏男性は、今朝オナニーしたばかりだろうと、ノープロブレム!
急な誘いにも二つ返事で駆けつけるでしょう。
そこには、「射精に至らないかも」などという不安要素は存在しないでしょうから。

 プロ野球選手と女子アナのマッチング率に勝るとも劣らない、早漏男性とバリキャリ女子の引き合わせ……
「そういえば私、早漏男性ばかりに遭遇する」という女性は、もしかしたらバリキャリ女子の素質があるのかもしれませんよ。
さあ、会社に辞表を叩きつけ、独立起業を目指しましょう!

Text/菊池美佳子