アナル攻め=ワイルド!?

 乳首は、男性にとっても性感帯ですが、それでも何となく、「乳首が感じる=男らしくない」というイメージが付き纏います。そのことを、乳首が敏感な男たちは、引け目に感じているのかもしれませんね。「乳首を舐めてもらわないと射精できない俺って、女々しいぜ」と。

「セックス相手に、女々しいと思わせたくない」と思うのは、男として当然の心理! そこで彼らは、ワイルドな自分を演出し、女々しいイメージを払拭しようとするのです。アナルに指を突っ込むのは、「ワイルドな自分」の演出によるものだと、筆者は考えます。確かに、前戯のさいちゅう、突然アナルに指を突っ込もうとするって、相当ワイルドな行ないですからね。もちろん、悪い意味で。

「乳首が敏感な男はアナルを攻めたがる!」という統計は、あくまでも筆者がカラダを重ねてきた男性にのみ該当するもので、全ての男性がそうだとは言いません。筆者のようなオンナを抱きたいと思う、ある種マニアな男性だけの共通点です。「自分だけにしか該当しない統計を長々と書かれても……」と、困惑した人もいるでしょう。はい、大事なのは「自分だけにしか該当しない統計」という部分です!

 人には歴史があります。各々、これまでのセックス歴史で、「そういえば即尺好きの男は皆、口を揃えて『マン毛、剃らせてよ』と言ってきたなぁ」とか、「そういえばパイズリ好きの男は皆、後背位の際に尻肉をパンパン叩く流儀だったなぁ」とか、何らかの共通点があるはず!

 My統計って、セックスだけでなく、恋愛シーンにも応用できます。たとえば筆者の場合、筆者のようなオンナに関心を持ってくださるマニアな男性は大方、野球が好きで、身長が高くなく、日本酒を嗜むという共通点があるんですよね。こんなふうに、統計をとっておくことで、新規の出会いの際に、「長続きするご縁かも」って、目安になるんです。

一見タイプじゃなくても、「野球が好きってことは、私と長続きするご縁かも」っていうふうに、前向きに捉えたほうが絶対良いです! My統計、作ってみてくださいね。

Text/菊池美佳子