もしかして、セフレ以下?
恋人同士として正式交際しているわけではないけれど、セックスする仲の間柄を、「セックスフレンド」と呼びます。最近、セックスフレンドという言葉が、間違った使われ方をしているような気がして、思わずペンをとった次第です。
筆者が、「おいおい、その関係性は『セックスフレンド』には該当しないぜよ」と思うのは、以下の通りです。
会えば必ずセックスするが、なかなか会えない男性は『セックスフレンド』に非ず!
筆者の解釈では、セックスフレンドって、会おうと思えば会える間柄。「会いに行けるアイドル」という言葉がありますが、「会いに行けるセックス相手」こそセックスフレンドであり、会いたいのになかなか会えない相手はセックスフレンドとは呼びません。
しかし、大半の女性は、「会えば必ずセックスするが、なかなか会えない男性」のことを、セックスフレンドと呼びます。呼ぶというよりは、言い聞かせているのかもしれませんね。
なぜならば! 「会えば必ずセックスするが、なかなか会えない男性」を言い替えると、「一回セックスすると、当分会えなくなる男性」となります。
女性側にとっては、超絶・惨めな気分に陥るのでしょう。そんな惨め状況を認めたくないがゆえ、「一回セックスすると、当分会えなくなる関係性」よりちょっとだけマシな、「セックスフレンド」という言葉に逃げているのではないでしょうか?
逃げたくなる女心は痛いほどよくわかります。わかりますがそれは、気休めでしかありません。愛のあるセックスができる、ただ一人の男性をゲットするには、まず「逃げないこと」が大事であると筆者は考えます。
「セックスフレンド」という言葉に逃げない……それはつまり、自分が「都合のいいオンナ扱い」されていることを、受け入れることです。
セックスフレンドという言葉を正しく使えていない女性には、「私のほうだって、相手を『都合のいいオトコ』と思っていますからねッ!」という強がりの感情が見受けられます。本当は、都合のいいオトコだなんて思っていないはずなのに。本心では、本命昇格したいと思っているはずなのに。
以上を踏まえ、今後は女子会などで直近のオトコ事情を語る際は、「恥ずかしながら、セフレ以下の関係性に甘んじております」と言いましょう。事実として認めるだけでなく、声に乗せて言葉に出すってすごく大事! 言葉で誰か(女友達など)に伝えることで、そこにツッコミが入ります。「そんな関係性でいいの?」と。他者からツッコまれることで、自分の中にも変化が起きます。だよね、セフレならまだしも、セフレ以下の関係性ってダサいわよね……と。
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