「そんなに仲良いなら恋人同士になればいいのに。実はもう付き合ってるとか?」
そんな私たちの友情について、よくこんなコメントをもらった。二人ともゲイで、気が合って、どうせいつも一緒に時間を過ごしているんだから、そのまま付き合えばいい。一見もっともらしい論理のように聞こえるが、冷静になってみると非常におかしい。いくら親しいからってそこに愛情関係があるとは限らないし、友達が恋人へのステップアップである必要もない。そんな勝手な決め付けに頭痛を感じた。そして、自分たちの関係を否定されたような印象まで受け取った。社会的に正しいとされる枠に何もかもをはめ込まない気がすまないのだろうか。
「40歳になってもお互い独身だったら結婚しよう」
そんな約束はしなくてもいい。さて、問題なのは勝手に恋人同士だと誤解してくる人だ。ソーシャルメディアにアップロードしたことが事実になってしまう時代に生きていれば、写真の中でイチャイチャしている人が恋人になってしまうこともある。誰とどんな関係にあるのかを証明するのは簡単ではない。残念ながら、誤解されてしまった友達はそのデートをあきらめるしかないのかもしれない。
Text/キャシー
次回は<ポケモンGOばかりやっている彼氏にイライラ>です
次回は「恋人へのイライラ」について。AM読者のみなさんはパートナーに対してどんなときに怒りを覚え、どのように対処しますか?
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