イッて、イッて、イキまくりましょう

 男性の場合は、KSD48(継続的にセックスしたい男性)オーディションに落選したとしても、敗北感に打ちひしがれるケースは少ないです。男性には、「自分の遺伝子を、より多く後世に残したい」という本能が備わっているでしょうから、一人の女性に固執する感情が希薄なのでしょう。
KSD48よりも、男性が勝ち・負けにこだわるのは、「相手女性のオーガズム」です。

 己の指テク・舌テク・ピストン運動によって、相手女性が何度も昇天することで、そこに勝利の感情が生まれます。逆に、「イキそう」「イッちゃう」「イッちゃった」などの言葉が一切ないセックスだと、「俺はオトコとして負けたのだ」と、サルのように反省するでしょう。

 そういった思考回路を持つ男性に対して、我々女性はどのような姿勢で向き合うべきなのでしょうか? 言うまでもないですが、勝たせてあげましょう。イッて、イッて、イキまくるのです!

 「イキまくれと言われても、オナニーと違ってセックスでイクのは至難の業……」と思う人もいるでしょう。オナニーでは数分でオーガズムを得られるのに、セックスではイッたことがない女性は少なからず存在します。

 はい、実際にイカなくても良いのですよ。
大事なのは、「イキそう」「イッちゃう」「イッちゃった」などの具体的表現です。「演技」ってやつですな。

 「演技=悪」のイメージが強いかもしれませんが、決してそんなことはないと筆者は考えます。むしろ、ばか正直に、「私ってセックスだとイケないタイプなんだけど、イカなくても充分に気持ち良いから気にしないで」などと言うほうが、よっぽど残酷です。相手男性がインポテンツを起こしてしまうぜ。