定型プロフはアウト!狩り目的ならトラップを仕掛けて

 SNSに登録しても全然いい出会いがないというボヤきもしょっちゅう耳にしますが、定型文的なプロフィールだけ登録してボケッと待っていても、そりゃ何の化学変化もおきないでしょう。SNSに登録するだけでは芸がありません。
まずはSNSを楽しむことから始めましょう。そうすることで、あなたの印象はネットの向こうの相手に「楽しそうな人」として写ります。

 以上の考えに則って、当時の筆者がとった行動は、「まず抱腹絶倒な日記を書く」ということでした。これはあくまでも個人的な考えですが、「アフター5はヨガのレッスン」だの「カフェでキャラメルマキアート」だの女子っぽいことを書いても、男心はびくとも動かないでしょう。チンポだってピクリとも動かないはずです。ネイルやら手料理などの画像とかも無意味!
いや、狩り目的でなければ、ヨガ話でもカフェ話でも良いと思いますよ。ネイルや手料理をアップするのも大いにけっこう。しかし、狩り目的でSNSをやるのなら、「面白いコ」をアピールしたほうが目に止まりやすいはずです。

 抱腹絶倒日記の次に筆者がとった行動は、地道な「足あと活動」でした。「しあわせは歩いてこない。だから歩いてゆくんだね」という歌がありますがチンポだって歩いてきません。だから歩いてゆくんです!
もちろん、無意味に歩き回ったって意味がありません。筆者は、検索機能を駆使しました。年齢を自分と同じ29歳に絞り、出身地も同郷である岩手県出身者を検索。共通点があるほうが、会話の接点を掴みやすいですからね。アッタマいい!

 筆者が残した足あとを辿ってきた先には、例の「抱腹絶倒な日記」が待ち構えているわけです。ね、完璧なシナリオでしょ。ここで、ヨガ日記だのカフェ日記だのあっても、男性陣は引き返しちゃいますよ。
抱腹絶倒な日記に対しては、相手もコメントを残したくなるわけです。「足あとからお邪魔しましたが、面白いかたですね」と。それに対してしれっと、「プロフィール拝見しました、私も岩手県出身ですよ」と偶然を装い、ここから先はトントン拍子です。軍師官兵衛ならぬ、セク師みかべえとはワシのことじゃ、フォッフォッフォ。

 そんなこんなで引っかけた最初のオトコは、東京都市部の某居酒屋チェーン店で店長をしているという人物でした。酒を飲んで勢いをつけ、セックスをして解散。残念ながら、継続的な肉体関係には至りませんでした。ま、こんなもんですよ。