痛い手マン、されたことある?

「彼氏の手マンが痛すぎる」「ガシガシ手マン最低」そういう言葉をSNSで見かけることがあります。試しにツイッターで「手マン 痛い」と検索してみると、手マンで傷つけられたという生々しい怒りの声が大量に出てきます。その一方で、私自身は手マンで痛い思いをしたことは2回しかないんですよ。ガシガシ手マンする人ってそんなにいるか? ってことで、ツイッターで簡単なアンケートをしてみました。 (ベッツィさんへの質問はこちらのフォームからどうぞ!)
【手マンアンケート】
— Betsy(べっつぃー) (@BitchyBetsy) 2017年3月6日
これまでに痛いと感じる手マンをする人はいましたか?
経験人数に差があると思いますが、「結構いた」は全体の30%以上、「かなりいた」は50%以上とします。
ちなみに私は1人か2人いたかなーという印象です。
499人中90人は手マンで痛い思いをしたことがないけど、残りの409人、約80%の人は痛い手マンを経験していることになります。中でも、「結構いた」「かなりいた」と答えた175人の人にとっては手マンの印象はかなり悪いといっていいでしょう。
その人たちに運悪く手マンの下手な人が集中してしまったんでしょうか? そんなはずはないですよね。きっと手マンの感じやすさには、かなり個人差があると思うんです。
女性は、人によって多少は膣内の厚みに差があるでしょうし、泉のように愛液が溢れ続ける人もいれば、ちょっとでも不快に感じれば潤いがストップする人もいるでしょう。だから軽い刺激でも痛いと感じる人と、強めに刺激されても平気、むしろ激しめが好きだという人もいるんです。
そして男性の方も、指の太さや長さ、間接の大きさにバラつきがありますよね。だから例えばセックスのハウツー本やインターネットに書いてあるような「指先でGスポットを擦る」という動作を皆が同じようにやったとしても、指の細い人の方が指の太い人に比べて指先の面積が狭いので、指先にかかる圧力も強くなってしまいます。
このような理由から、手マンにも相性があると言えます。相手によって、即イキしてしまう神手マン、そこそこキモチイイ手マン、まあまあな手マン、イマイチな手マン、痛い手マンがあるんです。
私の場合は濡れやすく粘膜も割と丈夫みたいなので、膣上部の圧迫も摩擦も少し強めに刺激してもらうことが多いです。だから私にとっては神手マンでも、膣の繊細な女性にとっては痛い手マンになることもあり得ます。
だから、最初から好みにぴったりの手マンじゃないとしても、自分好みに調節してもらえばいいんです。そこそこ、まあまあ、イマイチな手マンはちょっとした調整で自分好みに変わります。
しかし困るのは、痛い手マンです。これは股間に傷を負ってしまう可能性があるので、すぐに止めさせないといけません。我慢して感じているフリをするなんて危ないです。
そもそも、なぜ手マンが痛いのか?
手マンを痛いと感じる場合、指を曲げたまま掻き回されて膣壁を荒らす、出し入れが雑すぎて勢い余った指先で入り口が擦れる、などが主な原因だと思います。こういった、膣の繊細さを無視した手マンはイチから教育し直したいですけど、ちょっと面倒だし、ダメ出ししすぎて萎えられても困りますよね。 そういう手マンをうまく避けて、良い手マンに導く3つの方法を紹介します。
1、添い寝形式にする
通常、女性の脚の間に入ってアソコに向かって正面から指を入れる人が多いですが、力の加減がわからないタイプの人は、この体勢だとついつい力が入りすぎてしまうようです。
とにかく指を速く動かしたがる、指を曲げてGスポットあたりを強く擦りたがる人には、添い寝の体勢になってもらいましょう。
添い寝になることで、指を膣に挿入するためには手を伸ばすことになるので、必要以上に速く動かしたり、膣壁に指をめり込ませすぎするのを抑制できます。
「アソコを間近で見られるのが恥ずかしいから」とか「キスしながら(胸を舐めながら)してほしい」とか言えば、上手くこの体勢に持っていけますよね。
2、1本より2本
上手な人の手マンは指1本で十分に感じることができるんですけど、膣の入り口から奥まで指を大きく速く出し入れする人は、勢い余って膣から出た指先が膣口付近に刺さる危険があります。この場合は、思い切って挿入する指を2本にしてもらうと、膣の中で指を速く動かすこと自体が困難になり、挿入した指の暴走を止めることができます。
3、手の甲を掴む
1,2の方法でもなお強い、激しいと感じる場合や、指を入れてグリグリと手首を回転させてくる場合には、もう手を掴んでしまいましょう。
「優しくされるのが好き。こうやって」と手の甲を掴み、指の力を抜いてもらい、自分の好きなスピードで実演して見せます。
特に無理矢理に潮を吹かせようと、カギ状に曲げた指をガシガシ動かしてくるような愚か者は、痛いと感じるよりも前に制止するのが大事です。なぜならば、潮が少しでも出てしまうとそれに興奮して歯止めがきかなくなる場合があるからです。
そうなってしまうと「痛い!」と言っても「爪切ってるから大丈夫だよ」「気持ちよくなってくるから!」と暴走する人もいるので、とっとと手を掴んで止めたほうが得策です。
手マンは合体前に膣をほぐしてトロトロにし、女性を感じやすくするための大事な行為です。痛いからと手マンそのものを避けるのではなくて、痛くない手マンへと誘導してみてはいかがでしょうか?
Text/Betsy
次回は<その手マン、センスないね!気持ちよくない彼の手を激変させる3つの方法>です。
前回に引き続き、今回も「手マン」の話をお届けします。今回は手マンにうるさい(?)Betsyさんが教える「手マンセンスのない人に手マンの基礎を教える方法」です。パートナーを育てたい願望がある/なしに関わらず、必読です!