停滞したときの対処法

①一旦抜く
 一度ちんこを膣から抜く、たったそれだけでまたフレッシュな感覚に戻ることがあります。男性向けのセックスハウツーものには、体位変換する時もちんこは抜くな! と書かれていたりするので、そこそこセックスしてきた人は特に抜きたがらないんですけど…。
ぶっちゃけ、最初に挿入される時に膣前庭(クリトリス下から膣口までの範囲)を亀頭が滑っていく感触や、膣口が押し広げられる感覚って最高じゃないですか!? それを途中でもう一度やってもらうと、麻痺しかけていた膣内の感覚が戻ってくることがあります。「挿れる瞬間が好きだから、一回抜いてもう一回挿れて」とお願いしてみましょう。

②体位変換
 感じる刺激を変えてみるという意味で、体位変換を促すのもいいですね。一旦抜いて体位を変えればフレッシュ感がアップします。抜かずに体位変換したがる相手なら、騎乗位にでもなって、自分が気持ちいいように挿れ直せばオッケーです。

③刺激を増やす
 挿入中の刺激は、ほとんどが膣内で得られますが、そこに全く違う刺激をプラスしてみます。例えば、乳首やクリへの刺激。ピストンしながら乳首を舐めてもらったりクリを触ってもらったりしますが、勝手に自分で弄ってもいいですよね。

④ローション
 どんなにビッチャビチャに濡れている時でも、ローションを使うことで、愛液とはまた違う感覚を得られることがあります。ひんやりローションでもホットローションでも、ノーマルタイプでも。ローションって便利ですねー!

 抜かずにそのまま続行しても、脳内で妄想を繰り広げることで、快感がもりもり高まってくることもありますね。だから、私は好きなAVのシーンを脳内再生してみたり、過去のセックスでよかった瞬間を思い出したりします。特に言葉責めに弱いので、耳元で囁かれた刺激的な言葉を思い出したら一発で復活しますよ(笑)。

 セックス中に気持ちよくなくなるために、一生懸命に喘ぎ声を絞り出して無駄なエネルギーを使うくらいなら、妄想しながら自分でクリでも弄ってみましょう! 見た目もエロくなるので、一石二鳥ですよ。

Text/Betsy

次回は <彼のペニスが入らない。苦節3年のカップルに贈る3つの打開策>です。
話題の私小説『夫のちんぽが入らない』でも描かれる、男性のペニスが大きすぎたり、女性側の膣が小さかったりすることからセックスしたくてもなかなか挿入ができないことに悩むカップルの姿。どちらも悪いわけではないだけにつらい状況ですが、丁寧な前戯や挿入角度の工夫で入りやすくするテクニックをBetsyさんが紹介します。