「イヤ・スキ問題」に関するMyルール【男性編/第6回】
一般男性を対象に、セックスにおけるMyルールを募ったところ、次のようなことを仰る男性がいらっしゃいました。
「女性が嫌がることは絶対にしない(キリッ)! (以下、小声で)『して』の裏返しの『イヤ』を汲み取るのが難しいですが」
いやよいやよも好きのうち……ってやつですね。今週はこの、「イヤ・スキ問題」を考えたいと思います。
Lies Thru a Lens
筆者にとって印象的だったイヤスキ問題は、今をさかのぼることおよそ2年前……道で知り合った近所の男性(20代・美容師)と睦み合った時でございました。キスやらボディタッチやらしながら、相手の顔がどんどん下腹部へとおりてきて、筆者の局部に舌が這わせられたその時です。
「いやんッ……」
筆者は、さきほどまでの「アンアン」という喘ぎ声に「いやんッ」を追加投入しました。
もちろん本当にイヤなのではありません。むしろウェルカムでございます。でもさ、「わーい、クンニだー。ヒャッホー」では、相手男性のテンションも下がるでしょ(笑)。だからこその「いやんッ」ですよ。
なのに彼ったら、「あ、ごめん」と、舌を引っ込めてしまったのです!
そうじゃねえだろ……これだからゆとりは!
20代が何かしでかすと、すぐ「ゆとり教育」のせいにしてしまうのは昭和女のいけないところとわかってはいても、そりゃボヤきたくなりますよ!
なお、挿入後の彼も、筆者が「ダメぇ」とか言うたびに「あ、ごめん」とピストンを緩めるので、筆者の脳内では「これだからゆとりは!」という言葉がリピートされたのでした。