女性用風俗の遊び方は無限大!ユーザーに聞いた目から鱗の利用法

取材を兼ねて参加した女性用アナル専門店『ブティック』の茶話会。こういう時に悩ましいのは、他の参加者たちに取材だとバラすか、それとも潜入スタイルにするかです。

内情を暴露するようなルポを書くならば、潜入スタイルのほうが断然に適しているけれども、今回は堂々と前者で挑むことに決めました。なぜなら『ブティック』の店長の奈央さんに取材で参加する旨を伝えている以上、潜入スタイルを取るのはあまりよくない。原稿にして発表した時に「取材が入っているなんて、知らなかった」と裏切られた気持ちになる参加者が出てしまったら、奈央さんに迷惑をかけることになってしまうからです。それに、セラピストはもちろんのこと、女風ユーザーの女性たちって取材に好意的というか「女風の良さを伝えたい!」というような気持ちを持っている人が多い。だからむしろ参加者たちに取材であることを伝えたほうが、獲れ高があるのではないかという思惑もありました。

いつ取材だとバラすべきか…

しかし、問題はいつどのタイミングで、取材で入っているかを公表するかです。伝えるのが遅くなればなるほど、騙されていたようで気分を害するというか、「え? これまで好きにしゃべってきたことを書かれるの?」と参加者たちに不安を抱かれてしまうことになりかねない。なので、出来れば早めタイミングのほうがいい。けれどもある程度は雰囲気が温まってからのほうが……と機会を伺っていたところ、同じテーブルの女性に「メモまで取っていて、めちゃくちゃ勉強熱心ですね」と突っ込まれた。

チャンス到来!「実はわたし、ライターでして、女風の取材を進めているんです」と伝えると、同じ席についていたセラピストと参加者の女性たちは「ええっ!」と驚いていましたが「もしかしたらご存知かもしれませんが、ちょっとまえに女風界隈で物議を醸しだした、セラピストの空予約の記事を書いたのはわたしなんです~」と伝えたところ、ありがたいことに、テーブルを囲んでいる何人かに「それ、読みました!」ともいっていただいた。どこの馬の骨かわからないよりかは、少し信頼感を持たせられたのでは……肩の荷が下りたし後ろめたさがなくなって、清々と聞きたいことが! 聞ける!!!

というわけで、関西系の女風はホスト味が強くてトーク力が強いセラピストが多く、一方で関東では何かに特化した店が増えている。『ブティック』の利用者の2割は粘膜同士の接触なしの「非粘膜」。某大手女風が年末に、クラブを借り切って開催するパーティーでは、セラピストが太客をエスコートするという噂……など、興味深い情報をざくざくいただくことができました。