3Pに誘われた流星は?
てなわけで、二人で流星にテレビ電話をかけ、「3Pしませんか?」と誘いました。すると、すでに自宅に帰宅していた流星は「これどうするのが正解?」と少々戸惑いながらも、ホテルへすぐにやってきて、すんなりと3Pをしてくれました。子供の頃、家族が集まって食事をする際に、祖母が必ず「おいしいものはみんなで食べるとおいしいね」と何度も繰り返し言っていたのですが、この3Pを経て「そうだよな」と改めて痛感させられました。流星は元々セックスをしたことのある私に気を遣いすぎることもなく、かといって新鮮で神聖なアイドルちゃんの裸体に目をくらませすぎることもなく、“これぞ平等”といった3Pをしてくれました。事後にはもう横浜流星似の男ではなく、横浜流星に見えていました。
帰宅後、アイドルちゃんから「楽しかったね!私たちなんも関係変わらないのすごいよねー!」という電話がかかってきました。これに関しては私の心の寛大さと言いますか、私のバグの上に成立しているものなので、「お前が言うことではないぞ」と思いましたが、今も変わらずこのバグった可愛いアイドルちゃんとはとても良い友人関係を築いています。しかし、この電話を切ってから、とても重大なことに気付きました。流星はあの3Pをシラフでこなしていたということです。ましてや一度、自宅にも帰っていたわけです。さて、あの時どんな気持ちでホテルへと向かうタクシーに乗り込んだのでしょうか。もしかしたら、コイツが1番のバグかもしれません。“フワちゃん VS デヴィ夫人 VS アレン様”くらい誰が一番ヤバイか決めがたい試合ではありますが……。
Text/妹尾ユウカ
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