パートナーとセックスの話ができる人とできない人の違いとうまく話すコツ

彼に性的な話題を聞いてもいい?

今週は、読者の方からの質問にお答えします!

彼はあまり下ネタや自分が何に興奮するのかという話をしない奥ゆかしい人なので、私も話を振らない方がいいのかなと思って封印していました。でも何で自分を慰めているのか正直めちゃくちゃ気になります。どうやって聞いたらいいんでしょうか。ちなみに彼の好きなゲームのキャラクターをめでるアカウントを見つけてしまい、「あ、性欲はちゃんとあるんですね、ふーん」という気持ちになりました。

付き合って2年目の彼とレスです。彼は元々オナニーが好きだったので、元に戻っただけかとも思うのですが、性的な興味がなくなったのか、やり飽きてしまったのか知りたいです。直接本人に聞いてもいいと思いますか?

私は、パートナーとの性生活で気になることがあれば何でも直接本人に聞いちゃえ!と思っています。だって、目の前にパートナーがいるのに、いつでも連絡が取れる関係なのに、疑問に思っていることがあるような素振りも見せずにいるのはちょっと不自然だからです。本人に聞かずにネットで他の人はどうなのかと検索する人も多いですが、一般的な人の気持ちとパートナーの気持ちが同じである保障は何もありません。性的ファンタジーも性欲の強さもみんな違います。本人をさしおいて勝手に対策方法を考えていても問題は解決されないんですよね。

セックスの話ができる人とできない人

聞きたいことを聞けない理由は、セックスの話をするのがタブーな気がしているからだと思います。「セックスの話をしたらパートナーに嫌がられそう」「プライドを傷つけてしまいそう」「彼は下ネタが嫌いな人だから」「性欲が弱いから」「経験が少ないから」と、話してみる前からあれこれ決めつけているんじゃないでしょうか。

一方で「パートナーとセックスの話?普通にできるよ!」という人たちもいるんですよね。カップル間(またはセフレ間)で、自分たちのセックスについて話をすることができる人たちとできない人たちの違いは何だと思いますか。恥じらいがあるかどうかの違いでしょうか。私はそうじゃないと思います。パートナーの前でおならができるかどうかとはまた別の話です。

セックスの話が普通に話せる人たちは、勇気を出して最初の一歩を踏み出しただけなんだと思うんですよ。はじめは誰だってセックスの話をしにくいものですが、大事なことだからおそるおそる言葉にしてみただけなんだと思います。それを積み重ねて徐々に慣れてきた結果、何でも気軽に話せるようになるだけです。一度パートナーとセックスの話ができる関係を構築すると、その後別の相手と関係を築いていく時にもセックスについて話すことは難しく感じないはずです。