みなさまこんにちは、みみこです。
前回は連載10回目を記念して、うちのラマ夫にインタビューをしてみましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
さて、私事ではありますが(このコラムが“私事”以外であったことなどないのですが)先日、夫と結婚式・披露宴を執り行いました。
そこで今回は、おそらくは生涯に一度のイベントとなる「結婚式・披露宴の主催」という立場を経験した上での学びをお届けします!
まず、結婚式・披露宴というものに対して私は「正直どっちでもええ」と思っていました。いままでに2回ほどの結婚ラッシュを経験し、それなりに披露宴への出席回数も重ねてきましたが、いまいち「披露宴って結局何なん?」と思っていました。
唯一めちゃくちゃ感動したのは、レズビアンカップルの友人がデモンストレーションとして行った人前式と披露宴でした。会場の扉が開いて二人の新婦がウエディングドレス姿で現れた瞬間から会場の誰よりもベェベェ大号泣してしまい、花嫁のひとりに爆笑されました。
“結婚式”と聞いたとき、一番最初に思い浮かべるものといったらまずウエディングドレスだと思います。私も「結婚式ってよう分からん」と言いつつも、ドレスに対する憧れだけはありました。
しかし、数年前に女友達と3人で「どうせうちら結婚できんやろうし、ドレス着て写真だけ撮っとこ」とノリでソロウエディングフォトを撮っていたので既にドレス欲もまぁまぁ満たされていたのでした。独身のうちに女友達とドレス着て写真撮るの、めっちゃ楽しいのでおすすめです。
存在の意味が分からん、でもたぶん、なんとなくまぁやるんだろうな、と思っていた私に対し、夫には「結婚式・披露宴というものは、僕が考えうる限り人生で一番良い場面だ」という持論がありました。
パートナーがいて、友達がいっぱい来て、お酒飲んで、ご飯が美味い。なるほどそう考えると確かに良いものな気がしてきます。そんなわけで、結婚式と披露宴を執り行うことがヌルっと決定しました。