彼氏ほしい〜と鳴いていた頃の「夫とのなれそめ」

立体感のある男に興味があった時期が数年しかないというカレー沢薫さん。その時期が人生史上最も「ただれていた」という暗黒期でした。暗黒期を経て現在の夫と結婚するまでに何があったのでしょうか。今回のテーマは「夫とのなれそめ」です。

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 今回のテーマは「夫とのなれそめ」である。
夫とのなれそめは、この連載の最初の方で書いた気がするが、元いた会社の同僚の紹介だ。

 そう言うと、百発三兆中「フツーですね」と、聞かれたから答えたのに、何故かこちらがドンズベッたみたいな空気になるため率先して言うことはないのだが、個人的にはこのなれそめは悪くないと思っている。

 何故なら、フツーだから、聞かれた時圧倒的に答えやすい。
どんなに素敵なご夫婦でも「乱交パーティで意気投合しまして」と言われたら「オッ」となってしまうだろう。
乱交パーティで意気投合できれば大体のことに投合できるとは思うが、お他人様には言いづらい話である。
それから、夫と結婚するまで、本当に特筆すべきことがないため、紹介に至るまでの話をしよう。