夫婦の老後、どう考えてもお金が足りない!「社会のお世話になる」以外の選択肢

老後の生活を心配するフリーランス女性の画像

 ついに子供の新学期が始まり、「あぁ、今年の夏はなんと壮絶だったんだろう…」と感傷に浸る間もなく、夏休み分のクレカの明細を見て気絶し、PTAの活動スケジュールを見て失禁し、秋の夜長に唇を噛むダラ嫁です。
寄ってたかって殺す気か。殺気と書いても「コロッケ」と読めば心が軽くなるよ、とtwitterで誰かが教えてくれたけど、そんなの嘘。どう読んでもツライ。あの険しい夏をなんとか生き残った老兵に、たたみかけるような秋の多忙が地味にツライ。

 いやー、それにしても手強かったよね、平成最後の夏。思い出作りとかSNS映えとか以前の問題で、とにかく、ただ無事にやり過ごすだけでも厳しい夏だった。
命に関わるような連日の猛暑に、絶え間なく襲う台風、そしてトドメに、多数の死傷者を出したバケモノのような台風21号。このすべてが、たったひと夏の間に起こったなんて信じられない。
今年はとくにキツかったけど、いつからだろうか、夏が、「浮かれる」ものじゃなく「生き抜く」ものになったのは。これが老化というものだろうか。

 体の老いを自覚すると、やっぱり不安なのは、先立つものがあるかないかってことですよ。
ましてや退職金だの年金だの保証がないフリーランスの私にとって、お金とは地獄に垂れる一本の蜘蛛の糸。特殊な能力ゆえ独立したタイプではなく、朝起きれない・満員電車に乗れない・毎日決まった場所に行けない…いわば人として最低限の能力すら持たぬがゆえ、フリーランスにならざるを得なかったタイプですから、マジな話、老後のお金には不安しかない。

 ファッションエディターって、60歳になったとき、今と同じくらい仕事のオファーあるんだろうか? あるわけない。会社員であれば役職についたりして年齢に比例して年収が上がっていくところ、こちら先細っていく未来しかない。
結婚した当初は大企業のサラリーマンだった夫も、転職に失敗し今ではフリーター(詳しくは過去コラム「夫が無職になったとき」をご参照ください)なのでより切実。

 まぁこのご時世、会社員だってリストラや倒産にあわないとは言い切れないから、私が特別危ないというわけではないのかもしれないけど。なんせ我々フリーには、周りに老後のロールモデルがいないのです。老いた後の情報が極端に少ない、ということが、ジワジワと不安を煽ります。