こんにちは、斗比主閲子です。
前回まで三回連続で、性格の不一致、金銭感覚の不一致、配偶者による暴力と結構重ためな夫婦間トラブルへの対処策を考えてきました。今回扱うのは『配偶者との会話がつまらない問題』です。
記事を書くにあたって編集さんから「配偶者との会話がつまらないことで悩んでいる人がいるようです」というお話がありました。
具体的にどんな風に困っているかというと、
・一方的に話を聞かされるばかりで自分に話を振ってこない
・聞かされる話も、付き合う前、結婚前より手を抜いているのがミエミエ
・その上、こちらの話には雑な相槌しかしなくてムカムカ
…というのが、よく周辺で聞こえてくる愚痴です! とこんな感じ。
基本的に女性視点のモヤモヤで、こんなことなら女性同士で話していたほうがいいということのようです。こういうのは確かによく聞く気がします。
面白くなくて当然と考える
こう言っちゃうとみもふたもないですけど、たとえ女性側であろうが、男性側であろうが、立場を変えても、配偶者の話がいつも、いつまでも面白いなんてことは思わない方がいいんじゃないかと私は考えています。
というのも、結婚して生活するとなると基本的に一日中どこかで接点があります。それが数年、数十年続く。そんな人との会話に面白さを求めるとなると結構厳しいですよね。
いくら話の合う友達だって、小学校、中学校、高校、大学、働き始めてなどなど時期によって変わるもので、ずーっと同じ友達と長期間会えば必ず面白く付き合える、なんてことはそんなにないわけです。
夫婦の構造上、面白さを求め続けるのが難しければ、配偶者に対して新しさや面白さを期待しすぎると苦しむことになると思います。自分だって、常に新しさや面白さを提供し続けることは難しいですから、この辺はお互い様。別に配偶者がいても友達とは会えるわけですから(会わせてもらえないならこれはDV予備軍)、面白さは(その時仲の良い)友達に求めてしまっていいんじゃないでしょうか。
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