「僕より先に死んでくれた」夫より先に死ぬということ

妊娠後に子宮がんが発覚した女性の画像

 こんにちは。つい先日44歳の誕生日を迎え、とうとう来年にはアラフィフへのお引越しを控えたダラ嫁です。平成最後の夏が、アラフォー最後の夏。いつまでも大人になれないメシマズ・ダラ嫁の私が、もうアラフィフって。ウケる。

 でも実は、フリーランスの私には先輩・後輩といった概念が薄いためか、普段は自分の年齢のことなんて気にせず生活しているのです。
ただ「ババアの自覚がない」と思われるのはこの国ではとても面倒なので、なんとなく自虐したり遠慮したりして、不用意に反感を買うのを避けてる、っていう感じです(あー、これがまた反感買いそう、というパラドックス…)。

 毎年夏になると「甲子園球児が自分より年下だってことに衝撃を覚える」と語る人がいますが、自分が子供の頃に「お兄さん、お姉さん」という感覚でTVで見ていた人たちの年齢を自分が超えていくことに戸惑うんだそう。うん。わかる。わかるんだけど、私の場合はちょっと違う。私は自分よりずっと年下のアイドルやイケメン俳優がどんどん出てきても虚無感に襲われたりはしないのですが、逆に、子供の頃に「イケメン俳優」扱いされていた方々がすっかりお年寄りとなって、葬儀場のCMに出ていることにショックを受けてしまいます。近藤正臣や風間杜夫がお爺ちゃん扱い…!? 嘘でしょ、いつの間に時空歪んだ!?と焦るのです。
昔は恋愛ドラマで主人公の相手役をやる俳優さんの年齢が高かったせいもあるけど、自分がローティーンのときに人気女優さんとイチャついてた人たちが、もうそんな線香臭を漂わせてるなんて! 現実を受け入れたくない!