前回書いた通り、FGOで土方さんが出て、さらにこれ以上強くできない「宝具5」にすることが出来た。
「Fate/Grand Order-完-」どころか「人生~fin~」である。
よってあとは余生なわけだが、燃え尽きたというわけではない。何故なら今私は『人生の楽園』に出てくる人たちみたいな顔をしている。
つまり、土方さんが来たことで「良い老後はじまった」というわけだ。
土方さんが来てからFGOが5億割増しで楽しくなった。脳死周回ですら苦ではない。毎回いかに土方さんをスタイリッシュに使うか、細心の注意を払っているからだ。
ベストな戦い方は「1ターンで画面上の敵をありえない数字で皆殺しして、同時に私も眼球が破裂して死ぬ」だ。
こんなカッコイイものを見て無事な眼球なんて、NASAが開発してない限りはありえない。
だが土方さんは扱いがちょっと難しいキャラなので、たまに勢い余って土方さんが死んでしまうときがある。その時は切腹だ、当然である。
とにかく、毎日メチャクチャ死んでて楽しい。
それで全てが終わったわけではない、まだまだステータスを上げることはできるし、それは時間がかかる作業だ。
つまり「ひ孫の顔を見るまで死ねんわい」と3歳の孫娘に毎日語りかけているジジイ状態である。
少なくとも、このまま年は余裕で越せると思っていた。
だが、来ちまうかもしれねえんだな「長谷部 極」が。
長谷部というのは、へし切長谷部のことであとはググれ、カス。
そして、極というのはキャラクターが進化することであり、強さも上がるしビジュアルも変わる。さらに、進化させるにはキャラを修行に出すのだが、その修行中にキャラから手紙が来るのだ。
長谷部から手紙。
文通だ。確かに、小生、長谷部が出てくるDB(ドスケベブック)をキロ単位で持っている。だが人が卑猥の限りを尽くした後に正常位に戻ってくるように、そこからの「文通」という行為がより染みるのだ。おそらく全裸でムヒのプールに飛び込んだみたいになる。
そもそも刀剣乱舞は公式から供給があると「これ食った後、惨殺されるのかな」と疑ってしまうほどゲーム内での公式供給が少ないのだ。
それがこのペースでいくと、年内に来てしまうかもしれないのである。
今、全身の筋肉が盛り上がり着ていた作務衣とバンダナが弾けとんだ。
その代わりに鎧と兜に身を包み、愛弓を手に馬に跨り、戦場へ駆け戻る。「戦がワシを呼んでおる」と。
オタクに老後などない、畳の上安らかな死など、言語道断。死因は萌えという矢に貫かれての戦死以外ありえない。
ところでワシはあることに気づいた。「前回夫の話全然してねえ」と。さらに言うなら、今回も半分を過ぎているが1ミリもしていない。
このままだと、夫の存在を疑われそうだが、意外なことに、夫は実在で、長谷部や土方さんの方が非実在である。
ちなみに前回無視した担当からのテーマは「夫婦の友人関係」である。
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