やめられない反芻
正直な感想として、相談文だけではよくわからないです。彼が共有アルバムを敢えて残しているのか、消すのを忘れているのかも想像がつきません。彼に直接聞けば良いのではないでしょうか。それができないなら、共有グループから退会して、すっぱり忘れる方がスッキリするはずです。
気を悪くしたら申し訳ないのですが、相談文を読んで、あなたは悶々とモヤモヤとしながら、いろいろと想像して楽しんでいるように思いました。過去の恋愛を引っ張りだしてきて、あの時ああすれば良かった、こうすれば良かったと反芻するのは人生を楽しむ一つの要素ですので止めはしませんが、それは一人でこっそりやってください。
これを言ったら元も子もない話かもしれないですが、そもそも好き同士で結婚しようと思っていた相手を、親の反対で諦めるというところが私にはわかりませんでした。もう経済的に自立できていて、お互いのことが好きならば結婚しちゃえば良かったのではないでしょうか。それができなかったということはお互いにそれまでの関係だったのです。
思い出はいつも美しいけど
思い出はなぜか自分の心の中で美化されてしまいます。あなたも自分でも気付かないうちに美化してしまっているのかもしれませんね。だって、別れてから2年間も連絡を取り合っていたのに元サヤに収まらなかったんですよ。それはそれなりの理由があったはずです。あなたはもしかすると「彼はきっとあなた(蒼さん)を忘れられないはず。だからもう一回付き合ってみれば!!」と私が言うことを期待していたかもしれませんが、残念ながらそういうことは言えません。
自分の親に反対されて結婚をやめるなんてマザコンかファザコンかわかりませんが、このご時世で私は信じられません。優しくて理解のある彼なのかもしれませんが、この障壁を乗り越えられないようであれば、再び一緒になっても彼と支え合って生きていくのは難しいと思います。その点も踏まえて、それでも彼に連絡を取りたいなら取ってみてください。それが出来ないなら、次の恋愛に向かいましょう。男は彼だけではないのです。
TEXT/肉乃小路ニクヨ
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