2年にわたり不倫をしていた近藤さんが夫の海外赴任に伴いフランス・パリへ引っ越した。当時僕は27歳で彼女は29歳。彼女との出会いは、通信会社に勤めていた彼女に当時高額だった衛星携帯電話を借りに行ったことにある。携帯電話は今ほど発展しておらず、海外の僻地では電話が使えなかった。雑誌の編集者だった僕は記者を海外に派遣する際にこの会社に出向いて電話を借りていたのだ。何度か借りに行くうちに自然と彼女とは飲みに行くことになった。
引っ越す直前、僕は独身で比較的時間の融通が利くため、いつかパリで会おうということにして日本国内で最後のメールを送った。僕と彼女のエロの相性は最高で毎回3発は出していた。
それから1年、時々メールのやり取りをしていたが、2月に入ってからメールが来た。書かれていたことはニノミヤさんに会いたい。でも、日本に私が行くとなると短期間というわけにもいかないから、それは夫が許してくれない。パリで会うのが現実的かと思ったけど、日本人社会の狭いコミュニティもあるため、「近藤さんが若い男と2人で一緒にいるのを見かけた。不倫かしら?」なんて噂になるのは避けたい。
その折衷案として、3泊4日の短期間、EU圏内で逢瀬ができないか? という提案だった。近藤さん曰く、「友達の博美がドイツ出張をするからそれに合わせて週末にチェコのプラハで観光をする、と夫には言おうかと思う」とのこと。博美さんに夫から連絡が来た場合は「一緒にいますよ」という口裏合わせはしてもらう。多分、連絡が来るとも思えないし、怪しんでもいないと思うけど、という作戦だという。
パリとプラハは電車で繋がっているので近藤さんは電車で来るという。僕はKLMオランダ航空で一旦アムステルダムへ行き、プラハ行きの航空券を買った。美しい建築物が立ち並ぶプラハという街には興味はあったものの、我々2人にとってそこは二の次で、最大の関心はエロすることだった。
プラハで近藤さんと再会
ホテルにチェックインした後、近藤さんをプラハ中央駅まで迎えに行き、スーパーでビールを買ってホテルへ。僕らはすぐに1回目のセックスをした。もう部屋に入るなり抱き合い、ディープキスを続け、彼女の胸をもみ、彼女も左手で僕のアソコを掴んでくる。そして、互いに全裸になると彼女は「ねぇ、寝て」と言い、僕をベッドに寝かせた。玉袋を手の平に乗せ、屹立したアソコを指で跳ねてから「懐かしい感触……うふっ」と言い、玉袋を口に含んでから裏筋をゆっくりと下で舐め、5往復ほどしてから先端を舌でレロレロと突いてくる。
先っぽに舌を這わせ、いたずらっ子のような表情を浮かべ「ニノミヤさん、本当に来ちゃった♪ 今、私は博美と会ってるのよ」と言い、パクリとしゃぶってきた。1年1ヶ月ぶりの近藤さんは相変わらず僕のツボをよく分かっている。
「うーん、いい硬さ! 相変わらず元気ね。他の女の子とヤッてなかった?」
「ヤるわけないよ。近藤さんとヤりたかったですよ」
「ふーん、まぁ、いいわ」
そこから互いの性器を舐めあい、通常の態勢に戻ったところでディープキスをし、時々近藤さんの首筋や耳を舐め、胸を舐めると同時に左手の中指は彼女のビショビショの秘所に入れて中を動かした。人差し指はクリトリスを同時に触っていた。
「ニノミヤさーん、相変わらず私の好きなとこ、覚えてるね!」と彼女は言った。彼女は僕に対して「私はこうしてほしい」「私の気持ちいい場所はここ」などとすでに伝えており、一緒にそうした気持ちのいい場所を開発してもらいたい、と言われていたのだ。
1年以上本当に僕は近藤さん以外の誰ともエロはしていなかったので、自分のテクのアップグレードはできていなかったが、近藤さんが喜んでくれているのであればそれで良かった。日本からコンドームは2ダース持ってきていたので、その一つ目を開け、自然な流れでつけていざ挿入。
彼女は僕の上に曲がったアソコが好きだと言った。Gスポットのあたりを先端が擦り、そのまま奥にズンと入ってくるのが気持ちいいのだとか。
「私、あなたのアソコが一番好きよ……」
「僕も近藤さんとの相性が一番です」
「誰もヤッてないと言ったじゃない」
「それ以前にヤッた人との比較です」
なんて会話もしながら体位を何度か入れ替えながら一発目は1時間かけてゆっくりと行った。このまま出すのはもったいないな、ずっと入れっぱなしで腰を動かしていたいなと思いつつも、射精欲はもうMAXまで来ていたので「イクよ!」と言ったら喘ぎ続ける近藤さんは「イッて!」と言った。
ここで僕は果てたのだが、すぐに再びディープキスをし、彼女のアソコを舐めた。枕元に戻り、「気持ちよかった……」「私も……」と感想を言い合い、その後はこの1年1ヶ月、お互い何をしていたかを報告しあった。
一旦シャワーを浴び、外に出てイタリアンレストランへ。鮭のグリルとボンゴレビアンコを頼んだ。なんとなく魚介類だと亜鉛が多く、その後のアソコがよりギンギンになると自然と思ったのかもしれない。
ホテルに戻ってから2回エロをしたら2人とも長旅の疲れも出てすぐに熟睡。起きて歯を磨いたところで再びこの日一発目のエロをした。射精をし、賢者タイムを召喚したのだが、頬を紅潮させた彼女の笑顔を見ていると再び勃起してしまい、すぐに2回目へ。彼女はこの回は2回イッたそうで、「やっぱ私たち、相性いいね♪」としみじみと語っていた。
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