男性が想像する神頼みは…
自力で何とかするのがムリな事柄といえば、なんといっても男女関係です。仕事は、本人の努力である程度は何とかなります。しかし男女関係は、どれだけ努力しようとも、実らないもんは実らない!
「ちゃんと付き合える男性と出会いたい」「そのための努力は惜しまず続けてきた」。なのに手応えが得られないので、神仏にすがりたくなったのだろうと、男性は想像します。
スピ系女子の皆様、どうか怒らないでくださいね。世界平和を祈願すべく神社仏閣へ足を運んでらっしゃるのだとしても、男性……特にチャラ男にはどうしても、そんなふうに映ってしまうのです。
彼らにとってスピ系女子は、「オトコ関係がうまくいっていないであろうから、落とすのはカンタン」なイメージ。甘い言葉を囁くことで、「おみくじに書いてあった『待ち人来る』って、この人のことだったのね!」「ウン万円で買ったインカローズの効果がついに表われた!」とポジティブ解釈するだろう、と。そして、「宇宙がお与えくださった運命のチャンスを逃してはならぬ」「チャンスの女神に後ろ髪はないって言われているし」と、速やかに股を開くだろう、と。
むろん、「軽く見られる」だけであり、実際にスピ系女子が「軽いオンナ」に該当するとは限りません。しかし、悲しいかな実際には身持ちが固くとも、どうしても軽く見られてしまうのが現実……。
なので軽いオンナに見られたくなければ、「ご朱印集め」の趣味は正式交際まで封印し、「映画」とか「ショッピング」とか無難な趣味を挙げておきましょう。パワースポット巡りも、もちろん機密事項で。「皇居」は「日比谷」に、「明治神宮」は「原宿」に置き換えてください。肌身離さず着けているパワーストーンも、袖がクシュクシュしているようなトップスで上手に隠しましょう。
Text/菊池美佳子
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