あなたと夫が話し合い、すり合わせて、決めること

結婚や出産によって新しいコミュニティの一員になれば、その存在を大切に守るために生活を変えたり、外との付き合い方を見つめ直す必要はでてきます。

たとえば、「子供が1歳になるまではお互い飲みに行かない」とか「結婚したら仕事以外で異性と二人きりで食事に行くのはやめよう」とか、外との関わりをどの程度にするかは、自分たちの生活スタイルを考慮し、それぞれの価値観を擦り合わせたうえで決まっていくはずです。
そしてそれは、あなたと彼が決める部分です。
だから、周りから「結婚したのに新しく友達をつくろうとするなんて」「子供を旦那さんに預けて飲みに行くなんて」という声が聞こえてきたとしても、そんなのは当事者同士の理解があり、納得し合っているのであれば無視をしましょう。

ただ、相談文を読む限り、この考えは不誠実なんじゃないか……とあなただけがもやもやしているように感じたのですが、そもそも彼はどう思っているのか、どういう価値観なのかを知らないのではないでしょうか。

彼の真意を確かめもせず、これから先ずっと、「友達と遊んじゃいけない」「彼との時間を絶対に優先しなくちゃいけない」と自己完結してフラストレーションを溜め続ける関係は、いつか破綻を招きかねません。
そんなの、きっと楽しい結婚生活ではないですよね。

もしも彼が、「自分との時間を必ず優先しろ!」「新しい友達なんてつくらなくていい!」という考えの持ち主なら、彼との将来はちょっと考え直してほしいと思います。
そんな支配的な人を優先して、自分の交友関係を蔑ろにしなくてはいけない結婚は、しないほうがいい。

結婚したからといって、世界はそこだけになるのではありません。
結婚は、あくまでも生活の一部が重なるだけなのです。

いくら、「遊び足りない」「もっと遊んでおきたい」といっても、その環境、その年齢に応じた遊び方があります。若いときや結婚前に散々遊びつくしたからといって、年を重ねればとか、結婚や出産によって環境が変わればとか、その瞬間にピタッと「もう誰とも遊ばなくても大丈夫!」と切り替えるのは難しいのです。

だからといって、人生が進むこと、環境が変わることで楽しみがなくなると悲観的にはならないでくださいね。

たとえその遊び方は変わっても、結婚したらしたなりの、子供が産まれたら産まれたなりの、それぞれのコミュニティの楽しみ方があるのです。
あなたには、それを知っておいてほしいと思います。

— —
この連載では引き続き読者の皆さまからの恋愛相談を募集します。
最後の一歩が踏み出せない方の背中をドーン!と押すため、今にも崖から落ちそうになっている人を腕一本で引き上げるため、誰かに厳しく叱られたい方の左頬をフルスイングで打つため、わたくしポジティブゴリラは日々ゴリラらしく腕力を鍛えてお待ちしております。

Text/ものすごい愛
Banner design/saori・tanaka

※現在、多数のご相談をいただいております。
ものすごい愛さんに順次回答いただく予定ですが、隔週掲載となるためお待たせしまうこと、すべてのご相談に回答できない可能性もございます。
誠に恐れ入りますが、何卒ご容赦くださいませ。(AM編集部)

『命に過ぎたる愛なし』が書籍化!

命に過ぎたる愛なし ~女の子のための恋愛相談/ものすごい愛/内外出版社

ものすごい愛さんの人気連載が書籍『命に過ぎたる愛なし ~女の子のための恋愛相談』として内外出版社より発売中!
恋愛の地点ごとに分けられた6つの構成で、大幅加筆のうえ、10項目の書きおろしをプラス。
寄せられた相談ひとつひとつに「大切な友達」だと思って回答したという、ものすごい愛さん。手元において読み返したくなる1冊になっております。好評発売中