「女は爪先から」7千円のジェルネイルで思わぬ結果になりました

コロナで東京にもなかなか行けなくなり、出かける先といえば近所のコンビニかイオンかドラッグストア。あとは毎日の犬の散歩。
人と会うことがなくなってしまって精神衛生も乱れてきたのか、すっかり荒んだ風貌に変わり果ててしまった。髪の毛はボサボサ、Tシャツは前後ろ・裏表反対に着ててもへっちゃら、二日風呂に入らない、そのくせ食べる量は増える、、、

このままダメだ!と思い、ジェルネイルサロンの予約をしたのが6月。荒んだ心に癒し効果を求めて石田ゆり子のエッセイを読むと「女は爪先から」みたいなことが書かれてたからだ。

7千円のジェルネイルで気分が上がる

爪を塗ると気分が上がる。ふしぎだ。
ハタチくらいのときは爪を塗ることにものすごくハマっていて、シャネルで買ったくすんだコバルトブルーのネイルを大事にずっと使っていた。人からもらったものも合わせて、ルナソルやらアディクションやらOPIやらスリーやら、20〜30個くらい持っていた。
あの頃よりも大人になってしまった今、はっきりと言えるがセルフネイルは非常にめんどくさい。

・乾くまで待たなきゃいけない
・剥がれやすい(寝て起きればもう先っちょが削れている)
・ネイルが剥がれている爪はひじょーにだらしなく見える
・左はうまくいくけど右手の爪を塗るのが憂鬱
・トップコートめんどくさい

などなど、ネイルは色々とデメリットが多いのが難点。

ジェルネイルの素晴らしさは、塗ってくれることはもちろんだけど爪を整えてくれることだ。長さと形を綺麗に揃えた上で、色々塗ってくれる。色も選べてデザインも選べる。「これと同じ感じにしたい」と画像を見せて伝えたら、あとはもう終わるまでスマホ見るなりテレビ見るなりして待つだけである。
(私の言ったところは目の前に大きなテレビがあったので目のやり場に困らずに済んだ)

おゆみ

「石田ゆり子だったらどんなネイルをするだろう……」と思いながら決めたデザインは自分の性格には似合わずガーリーな仕上がりになった。
ほんわかしているものよりもバキッとしている印象のほうが好きだけれど、これはこれで女っぽさを強く感じて、爪を見るたびに「あっ女だ」と不思議な気持ちにさせられる。
やっぱり爪がキレイで可愛いと、気分が上がる。(7千円もしたんだから上がってくれないと困る)