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娘が1歳になった。私の口が悪いのは治らないけど気づいたこと/妹尾ユウカ

“妹尾ユウカコラム

なんと娘が1歳になった。子どもが生まれてからの1年間は小学生の夏休みに匹敵するほどの早さで、あっという間もあっという間。
幸いにも怪我一つせず、風邪一つひくこともなく育ってくれた。
妊娠中は「子育てってどうやってするの?」という漠然とした不安があったが、産んでしまえばやるしかないからなんとかなった。本能って本当に尊敬しちゃう。

子育てを通して気付くことが、日々たくさんある。「子どもがいるって幸せだよ」って言葉の意味も、自分が娘を育てていく中で分かったことの一つであり、分かって良かったことの一つ。

「子どもがいる幸せ」を感じる瞬間

小さい手に髪を思いっきり掴まれたときも、泣きながら大好きなおばあちゃんを追いかける姿も、アンパンマンを見て「アンパン!」と叫ぶ声も全部が愛しくて、”子どもがいる幸せ”ってこのことだったのね!と日々、感じている。
けれど、私がこの1年間で”子どもがいる幸せ”を最も感じたのは子どもといないときだった。

娘を祖母に預けて、親友の誕生日会へ行った日。無責任でいられたあの頃みたいにはしゃいだ帰り道で、つい最近までこの生活が当たり前だったことを思い出した。

親友とくだらないゴシップや3ヶ月後には相手が変わる恋バナを延々と話して、クリスマスになれば「今年もまたお前と過ごすのかよ。なんでハロウィンはあんだけ男からチヤホヤされるのにクリスマスはパッタリなんだよ」って嘆くのがお決まり。

そんな時間を楽しいとか特別だとか、あの頃は思っていなかったけれど、娘が生まれて昔みたいには会えなくなってから、特別な時間だったことに気付かされた。友達と過ごす時間を貴重で最高だと思えるようになったのは娘のおかげ。私はこれも”子どもがいる幸せ”だと思っている。

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