人生はいつだって花咲く！『幸せパズル』

　50歳の主婦の人生を変えたのは、ジグソーパズル！？
妻でも母でもない“新しい自分”との出会いが、平凡な彼女の人生を少しずつ変えていく――。
女性のための人生賛歌を手がけたのは、本作がデビューとなるナタリア・スミルノフ監督。
女性ならではの視点で、家族のためだけに生きてきた主人公マリアが新しい世界へと踏み出す姿を、時に笑いをまじえてみずみずしく感動的に描きだしました。

　アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスで暮らす専業主婦のマリア（マリア・オネット）。彼女は優しい夫と二人の息子の成長を生きがいに、幸せだけれど平凡で同じような毎日を繰り返していました。
しかし、50歳の誕生日に貰ったジグソーパズルから人生が一変。なんと、それまでは気付かなかったジグソーパズルの才能に目覚めてしまうのです。
家族にナイショで“パズル”の世界へ没頭する中、パズル大会に出場するパートナーを探していた独身紳士・ロベルト（アルトゥーロ・ゴッツ）と出会い、彼女の才能はますます引き出されていきます。
「私、パズル大会に出るの…！」
家族に打ち明けると、夫には笑われ、息子たちにも相手にされない。だけど彼女には抑えきれない情熱がある。やがて、家族に理解されないまま、大会の日がやってくる――。

家では、自分の誕生日パーティーですら、愛する家族に頼られ世話に追われてしまう。
それがいやなわけでは決してないけれど、素敵な男性と美味しい紅茶を片手に自分の好きなことだけに没頭できたらどんなに楽しいだろう…。
女性は、結婚して、子育てを終えたらそれでおしまい？　そんなことは決してありません。人生はいつだって、少しのきっかけですべてが変わっていくことをこの映画がきっと教えてくれるでしょう。

4月4日（水）よりDVD発売・レンタル開始