人を騙したことはありますか?
多くの人が「ない」と即答するが、本当にそうだろうか。恋愛において小さな嘘を散りばめたり、成功に近づくために本心を偽ったりしていないだろうか。
気づかないうちに、騙し、騙されている。目を逸らした隙に、カモになる。いつの間にか虜になっている。それは天才詐欺師に至っても同じ。一流の「騙し」のテクニックを手に入れた者ですら惑わせるものとは?
監督を手がけるのは、『フィリップ、きみを愛してる!』『ラブ・アゲイン』のグレン・フィカーラ&ジョン・レクアのコンビ。
ニッキー役はハリウッドの大作映画の常連、ウィル・スミス。巧妙な詐欺のテクニックで世界の大富豪に次々と挑んでいきます。
ジェス役は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオのセクシーな妻を演じたマーゴット・ロビー。クールなニッキーを誘惑する美貌と、その恋の駆け引きに注目してください。
恋愛も詐欺も紙一重?騙し騙される関係とは
【簡単なあらすじ】
視線=フォーカスを操り、相手のスキを狙う一流の詐欺師・ニッキー(ウィル・スミス)は30人もの詐欺師を結集し、カジノや高級ホテルで大富豪を相手に次々と大金を巻き上げていた。
そんなある日、女の詐欺師・ジェス(マーガレット・ロビー)に出会う。ニッキーは彼女に才能を見い出し、一流に育て上げるために教育していく。やがてジェスの詐欺テクニックが上達しだした頃、二人は師弟関係を超えた関係になる。しかし、大きな賭けに挑むとき、恋愛が枷になることを恐れたニッキーはジェスの前から姿を消してしまう。
その3年後、ブエノスアイレス。ニッキーはまた大金を手にするため、次なるプロジェクトを仕掛けていた。そこで以前とは見違えるほど美しく、男を手玉に取る女詐欺師に成長したジェスと再会するーー。