解決策よりも見つめたい“心”のクセ

見た目、心のガード、異性への苦手意識。
恋愛対象が外れやすい女性の要素を3つご紹介しました。

正直見た目に無頓着とか、ただ女っぽく振る舞うのに慣れてなくて恥ずかしいだけという人は、場数をこなし知識をつけ、苦手を払拭するしかありません。
ここで注目したいのは、そういった避ける行動に出てしまう根本に、トラウマなど“心のクセ”が絡んでいる場合です。

たとえば小さい頃男性から性的なイタズラをされ、それ以降女の子っぽいふるまいや格好をするのが怖くなったという女性が、筆者の周りにはいました。
これは分かりやすく心に傷を負った例です。こういった場合は、自己解決よりも専門家などを頼った方がいい場合もあります。
またそういったトラウマと呼べないものの、心にクセ付けをしてしまった例もあります。

先程ご紹介した、男性からのデートの誘いをスルーするクセがある営業職の女性は、過去にある男性の誘いに乗ったら、ネットワークビジネスの勧誘をされたという苦い経験があるそうです。それ以降うかつに男性に近づかなくなり、恋愛が遠ざかり、現在は苦手意識も一層強くなっているのだそうです。

こういった心の奥底にある異性や恋愛に対するクセは、実は見つめてみると意外なものが出てくることがあります。
あなたの恋愛に対する不器用さは、ただの経験不足ですか? それとも、何か昔苦手意識を強めるような経験をしていませんか?

色んな人に出会っても、いつも恋愛対象から外れてしまうという人は、こういった複雑な原因が絡み合っている可能性もあるので、一度“心のクセ”を見直してみましょう。

Text/おおしまりえ

初出:2019.02.06