漫画「A子さんの恋人」で学ぶ、なぜかモテる人
第25回は、NY在住アメリカ人のA君(主人公の恋人)がたまたま知り合った女性を部屋にあげてしまい、無意識にA子さん(主人公)を初めて部屋に入れてあげた時のことを思い出す回だ。
ここでA君は「……大変だ 多分 好かれている!」と相手の女の気持ちを読んでしまいます。また、相手の女はもともとモテるのもあり「さっきから見られてる ……好かれてる!」と勘違いします。
(これは相手が美女なので説得力に欠けるかもしれませんが、そこは見逃してほしい)
ここでポイントなのは、
1.A君は好意があって部屋に入れたわけではない
2.しかし相手の女は自意識過剰で「自分に気があるから部屋に入れた」と思い込んでいる
というお互いのズレです。そして、A君はその自意識過剰な心に困惑することになります。
つかめない女、A子さん
では、この漫画の主人公でありA君の恋人でもあるA子さんはどうだったのか?
もちろんA子さんも同じようにして部屋に入っています。
ところがA子さんはハーブティーを飲ませてもらうと、ソファーで本を読んでいる途中に寝てしまいます。
初めて来た男の部屋で無防備にも寝てしまう……私が男なら「寝るのかよ」と思うでしょう。
そして、A君はカフェインが入っていると寝ないかもしれないと思ったのか、次はコーヒーを淹れてあげます。すると、A子さんはシャキーンとして寝ませんでした。
次は違うのをあげよう、と試しては、今度は夕ご飯を一緒にし、「泊まっていけば」と言うと激しく悩みつづける彼女を見て、気がつけばA君はこう思うようになります。
「なんでかよくわからないけど この人いいな」
つまりA君は「つかめない女」を「つかみたい女」と思うようになったのではないでしょうか。
つかめない女になるために
こういうモテる性質を悪用して、異性をたぶらかしたりもてあそんだり人もいるので、そういう人には引っかからないよう要注意。
この性質、ある一定から上になると才能だと私は思っていますが、ある程度のところまでなら努力で持っていけると信じています……。
とにかく余裕を持っていきましょ!
Text/oyumi
初出:2018.10.01
次回は<「6時間経つのにLINEがこないのですが…」oyumiの恋愛相談ぶった切り>です。
oyumiさんのインスタに寄せられる、悩める女性たちからの恋愛相談。同じような悩みを持つ人はたくさんいる!世代や価値観の違いに戸惑いつつも、oyumiさんがズバっと回答!
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