インプット/アウトプット
やりたいことが沢山あるあなた。あなたのやりたいことを相談文から書き出してみると
・読書(歴史勉強)
・音楽鑑賞
・映画鑑賞
・美術館巡り
・外国語学習
・旅行 等
というところでしょうか。要はインプットをしたいということなんですね。
そしてその目的は自分の世界観や好きなものを作品に詰め込んで世に出してみたいという ところでしょうか。お気持ちはわからないでもありません。が、アウトプットが抽象過ぎるというのが正直な感想です。だからこそあれもこれも詰め込まないと不安なのではないでしょうか。
まずは具体的にアウトプットをしてみるのが良いのではないかと私は思います。で、そこに必要なものをインプットしていくと優先順位がつけられるのではないでしょうか。
アウトプットを意識して
私自身は20代から常にアウトプットをしてきた人間です。何故かというとドラァグクイーンとしてショウを作って舞台に立つ環境を与えられてきたからです。
そこで役立てるために映画も劇も音楽も鑑賞してきました。アウトプットを自分で行うと鑑賞の仕方も変わってきます。あなたはドラァグクイーンでもないので、同じことはできないかもしれませんが、たとえばブログで文章として発信したり、SNSで好きなものをアピールしたりすることはできるのではないでしょうか。私もこのAMの連載の話をいただいたきっかけはブログでした。
アウトプットを意識することでインプットの質もぐっと高まります。逆に言うとアウトプットのないインプットは抽象過ぎてなかなか身になりません。人間というのは必要に駆られないと入れた知識を定着させられない生き物です。そして地味でもアウトプットを続けると質も高まります。
いきなり直木賞や芥川賞やアカデミー賞を取れる人はいません。みな等身大のアウトプットを続けた先にゴールがあるんです。そういうことを意識してみると今必要なインプットが見えてくるのではないかと私は考えます。
TEXT/肉乃小路ニクヨ
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