「きちんと喜ぶ」も大切なコミュニケーション

人を喜ばせることを考えがちだけれど、きちんと喜んでみせることだって、同じくらい大切なコミュニケーションだ。
「あなたは私をこんなに喜ばせられる人なんですよ」を態度で伝えることは、時に褒め言葉の何倍も、相手の自己肯定感を高める。喜ばれると嬉しいし、相手が誰であれ可愛いと思う。

「オーバーリアクションで喜ぼう!」というのはモテテクの基本であるらしい。でも、わざとらしいとうざったい。リアクションは大きいが、心から喜んでいるのが見ていてわかるCちゃんには、喜ぶ才能があると思った。才能をもたない我々は、何かをしてもらった時にまず頭に浮かんでしまう「でも」とか「申し訳ないな」を一時無理矢理にでもぶん投げて、素直な嬉しい気持ちだけを、熱量そのままにまっすぐ伝えるくらいでいいのかもしれない。

このツイートの「男友達」はAくんで、「彼女」はCちゃんだ。この時も「気持ちよくお金を使わせる才能があるな」と(嫌味ではなく、純粋に)思ったが、直接彼女に会った今は、その光景が目に浮かぶようだ。きちんと謝罪をした後は、何度も指輪を眺めては、にこにこ「嬉しい」を伝えたんじゃないかな、と思う。

前回のコラムで「『チャラいヒーローがヒロインに出会って変わる』なんて展開はそうそうない』」なんて書いてアレだが、Cちゃんは間違いなくヒロインの器だと感じた。

次に生まれ変わる時には、この記事に書いたようなことを一切考えず、素直に「わーい」ができる女になりたい。

Text/白井瑶