おせちって飽きますよね?
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
みなさんは今年のお正月、おせちやお雑煮を召し上がりましたか?
伊達巻き、黒豆、栗きんとん、お雑煮に焼き餅。最初にお箸をつけるときは「豪華!」とか「おいしそう!」とか思うのに、三が日も過ぎた頃には見たくもなくなっているからおかしなものです。
毎年「来年からもうおせちは頼まなくていいかな?」と思うのに、年の瀬になると少し焦りすらしながら「まだ間に合います?」とか言いながら注文しちゃう。
でも、毎年大晦日に仕事を納めて元日から仕事を始めている彼女からしたら、おせちはただの苦手な料理の詰め合わせ。仕事から帰ってきたら、待っているのがぬるいおせちじゃあんまりですよね。
今回は、おせちやお餅といったお正月料理に飽きた頃にぴったりなイタリアンレシピをご紹介します。
赤身肉が豪華イタリアンに!
「牛肉とルッコラのタリアータ」
「タリアータ」なんていうと、なんだかオシャレな料理に思われるかもしれませんが、料理自体はいわゆる「タタキ」。たっぷりの薬味と一緒に食べる鰹のタタキとそんなに大きな違いはないのです。
また「タリアータ」はイタリア語で「薄く切った」という意味。もちろん高級な和牛で作ってもおいしいですが、薄切りにするからこそ、お買い得なオージービーフでも柔らかくおいしく食べることができます。
難しそうと気負わずに、ぜひ一度お試しください。
「牛肉とルッコラのタリアータ」の作り方
【材料】約二人分
・ステーキ用牛肉(モモやロースなど脂の少ない部位がおすすめ) 約100g×2枚
・ルッコラ(なければクレソンやベビーリーフでもok) 2袋
・塩 適量
・植物油
●バルサミコ酢 大さじ1
●醤油 小さじ2
●エキストラバージンオリーブ油 30cc
1.お肉は焼く30分くらい前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておきます。焼く直前に塩(小さじ2分の1)を振り、少しだけ油を引いて、軽く白煙が立つくらいに熱したフライパンで焼きはじめます。まずは強火で1分。さらに裏返して強火で30秒。アルミホイルに包んで、コンロの横などの温かい場所で10分ほど休ませます。
【ポイント①】
お肉を上手に焼くコツは、あらかじめお肉を常温に戻しておくこと。こうすることで生焼けを防ぐことができます。お肉を指先で押したときの硬さが、親指と中指で輪を作ったときの親指の付け根の膨らみの硬さと同じくらいになったら焼き上がりのサインです。
2.お肉を休ませている間にルッコラはよく洗い、水気を切っておきます。お肉とルッコラにかけるドレッシングは●印の調味料と塩(ふたつまみ)をとろみがつくまでよく混ぜれば出来上がりです。
【ポイント②】
焼き上げたお肉をアルミホイルで包み、温かい場所で休ませると、その余熱で火が入り、お肉全体に肉汁が回るので、ジューシーに仕上がります。
3.お肉は幅を出して、美しい赤身を見せるために斜めにそぎ切りにし、ルッコラと一緒にお皿に盛り付けます。仕上げにドレッシングを回しかければ完成です。
ドレッシングに使う油をごま油に変えれば和風に、クルミなどのナッツのオイルに変えればフレンチ風になります。また、市販のジェノベーゼソースなどをかけてもおいしいです。
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