人を変えようとするくらいなら、ルンバを買おう

もし「結婚したら・子供ができたら変わってくれるだろう」と期待している自分がいたら、彼にとって結婚・出産がそこまで大きな人生の変化ではないことを覚悟しましょう。そして彼が自分を助けてくれないならどうするか、現実的に考えてみてください。

思い切って彼と別れ、日ごろから家事を手伝ってくれる男性を見つけるのもアリです。情が移って「そんな冷静に次の男へなんて乗り換えられない」という女性は、ルンバや食器洗浄機を買いましょう。彼への期待は裏切られるかもしれませんが、家電はあなたを裏切りません。

彼から認められたい、手伝ってほしいと承認欲求をこじらせるくらいなら「頑張り」の素である家事労働を無くしてしまえばいいのです。今は便利な時代ですから、レシピ分ぴったりの材料を届けてくれる配達業者も、お手伝いさんを時間単位で派遣してくれるサービスもあります。

彼に変化を期待するくらいなら、あなたの負担を減らす。「どっちも家事をしない」という選択肢もぜひ、検討してみてください。

☆次回は「ネットで有名になりたいなら一度己を滅して媚びてみよ」というテーマでお話しします。

Text/トイアンナ

初出:2016.09.01