カーキが好きなのに、黄色の服を選ぶ女性
mkd.
ある女性は、いつもオレンジ・イエロー系の服を選んでいました。話を聞くと、彼氏が柑橘類好きなのだそうでそれに合わせた色選びをしているそう。さらに香水もシトロンの香りを身にまとっていました。
ご本人は「好きな服とか、特に無いので彼に選んでもらってるんですよ」と笑っていましたが、30分くらいお話を伺っていると実はカーキが好きで、ペンケースやお財布はミリタリーな色味。そこを彼氏に合わせて、全然違うテイストにしていたようなのです。
というのも、彼女が柑橘系のアイテムを選ぶと大喜びしていつもより優しくしてくれるので「笑顔が見たくてつい頑張っちゃう」とのこと。
この尽くし方は危険だな、と思いました。
「愛が足りていない」サインでは?
ご飯を作ったり、相手の好みに服装を合わせたりすることは、普通の恋愛関係でもよくあることです。けれどその動機が「相手が喜ぶと思ったから」なら安心。純粋に、相手のために行っていることです。けれど「こうすれば優しくしてもらえるから」と思っているなら、その行為は自分が愛されたいという思いの裏返しに過ぎないからです。
愛されたい感情を持つこと自体は、全然悪いことではありません。カップルであれば愛されたいのは当然です。むしろ、課題は「愛されたいからもっと構って!」とストレートに注文できていないこと。
最近寂しいぞ、もっと構ってよとお願いできないあなたは、もしかして彼へ「言わずとも愛されたい気持ちを分かってほしい」という願いを込めているのではないでしょうか。
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