共有と使用の時代へ

本やCD・DVDが特徴的だと思いますが、
所有というのは20世紀迄の考え方なんだなととても思います。
これから知識や知恵はもっともっとデータベース化されていきます。
きっとそれをAI(人工知能)が自動学習してこの先人間よりすっと賢くなるでしょう。

でもAIには生身のカラダがありません。
私達は厄介で複雑な生身のカラダとココロを持ち、
いつか必ず死にます。
厄介だけど生身のカラダとココロがあるから人生があるのです。
AIに人生はありません。

デジタル化が進むと、ますます知識や知恵は共有し易くなり、
勝負は知識や知恵を所有することではなく、それをいかに使うかにかかってきます。

何を使うかはどう生きるかの選択

部屋のモノも知恵や知識と一緒です。 それを実際に使うかを考えます。
使わなければただのゴミです。
モノは使わなければ無価値になるのです。

これは今の私の人生を助けてくれるモノか?
私の家でともに居続ける意味があるのか?

片付けながら、自分はどうしたいのか?
どうなってゆきたいのか?
考えています。
断捨離のスピードがゆっくりなのは
迷いや邪念や雑念が人一倍多いからなんだと思います。

でもこの膨大な迷いや邪念や雑念を整理したら
もうね、これからの私は大変なことになってしまうわよ。
(朝の連続ドラマ「ひよっこ」の愛子さん風に)
ほほほ。

Text/肉乃小路ニクヨ

次回は<高身長女子は逆にモテる!コンプレックスは「気にしない」より「活用する」>です。
自分としてはコンプレックスに思えている特徴も、他人から見れば愛らしいチャームポイントだというのはよくあることです。大事なのは「気にしない」より先にある「活用する」こと。生まれもった才能は変えられないものだからこそ、活かすやり方を考えましょう。