ライブのチカラ

この連載もライブ感覚ですが、4年前から毎週出勤しているお店もライブ感覚です。
お客様、半分くらいは初めましての方ですが、その方達と楽しく会話し
お酒を飲まなければなりません。 会話をキャッチボールすることも必要です。
また衣装もアクセサリーも飽きられないように、
だけど会話の邪魔にならないように、季節感を大事にしながら選びます。
ショウタイムも同様です。
ミッツさんやダイアナさんやバビ江さんと3年間毎月イベントをしているうちに
失敗もありましたが、新しいレパートリーや古いショウのおさらいも出来て、
ステージでの自信に繋がりました。これもライブ感覚です。

歌も4年前から自分でイベントを立ち上げて開催してやっているうちに
ちょっとは成長して他のイベントに呼んでいただけるようになりました。

AKBさんやモーニング娘。さん達も常設の劇場での豊富なライブ、握手会で
鍛えられて、メキメキと力をつけてきました。
私もアングラで規模はずっと小さいですが、ライブで少しずつ経験と自信をつけて
応援してくださる人を少しずつ増やしてきました。
そうして少しずつの変化を積み重ねて、それが結構大胆な決断に繋がったのです。

ライブ力は現場力

この感覚は仕事全般にも通じるところがあると思います。
仕事をしながら変化をすることは生きていることの醍醐味です。
私は不器用で最初から上手くできることが少なかったけど、
執着心だけは人一倍ありました。
これからもこのライブ感覚と執着心を大事にして活動を続けていきます。  さて、何でこんなこと書いたのかというと
7月からお店に出る回数を増やします。
あと、毎週歌を披露する機会を強制的に作ります。
詳しくは個人ブログまで。ふふふ。

では今後ともこのライブ感覚のある連載にお付き合いください。
不束者の私でございますが、何卒よろしくお願いします。

Text/肉乃小路ニクヨ

次回は<あふれる情報を上手く咀嚼するには?自分らしい軸やフィルターの作り方> です。
洪水のように大量の情報があふれてくるSNSの時代、私たちはどのような取捨選択をすればいいのでしょうか?テレビが興った時代にラジオが生の情報を発信する媒体に変化したように、媒体にあわせて基準をみつける「軸」をつくることが大切かもしれません。