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コロナ危機を乗り越えるため「人生でツラかったこと」を発表します

大泉りかコラム

未曾有の危機的状況にある今、皆さまどうお過ごしでしょうか。わたしはというと、ふとした拍子に「あー、つらい」という言葉が出てきそうになるのをなんとか飲み込み、できるだけ明るく楽しい気持ちを保ちたいと思い、日々過ごしております。

「しんどい……(涙)」という状況に陥った際には、それ以前に経験したつらいことを思い出しては「あのめちゃくちゃ大変だったときだって乗り越えられたのだから、大丈夫!」と自分を奮い立たせるのが、これまでのわたしの困難の乗り越え方でした。もちろん今回は、今までとは桁違いの状況ゆえ、そのライフハックが役立つかはわかりません。

それでも少しでも、前向きな光明を得られるのならば、試してみる価値があるかもしれない。というわけで今回は、これまで生きてきて「つらい」と思ったことを、ベスト3の形で思い出していきたいと思います。

「つらい」と思ったこと第3位

まずは3位。ある日、付き合っていた男性が「君のところに、誰か知らない男から電話が掛かってきても、絶対に対応するな」と言い残して姿を消したことがありました。なんなのそれ! いったい何が起きているのかさっぱりわからない。けれど、とにかくヤバいということだけは伝わってくる……情報がないって恐ろしさが増しますよね。とにかく彼の身に何が起きているのか、わたしに身に何が起きる可能性があるのか、不安にヤキモキしていたところ、数日後に「知り合いの家に潜伏している」と連絡が掛かってきて、「生きていたのか」と胸を撫でおろしたのも束の間、彼は「床で寝ているのでなにか寝具を」と。仕方なく、実家にあった毛布をこっそり、指定された潜伏先の家に持って行きました。

彼になぜ逃亡しているのかを尋ねたところ「知らないほうがいい」と返ってきたので、未だに謎なのですが、潜伏先の家主を紹介された際に、「こいつのチンチン、太さも長さもコーヒーのロング缶サイズ」と言われたことを今でもはっきりと覚えています。この状況でその情報いる!?……というわけで次にいきます。

「つらい」と思ったこと第2位

2位は、ほんのちょっとの短い間、付き合っていた男性に別れを告げたところ、その友人から電話が掛かってきて「心変わりして、俺のダチを振るなんて、どういうつもりだ。お前、どっちか選べ。十人から姦されるか、二十万用意するかだ」と詰められたことです。

このエピソードについては、この連載でも一度披露しているのですが、いやー、困った、困った。十人に姦されてビデオ撮られるなんてまっぴらだし、二十万を支払うのももちろん嫌ですよね。いったいどうすれば、この事態が収束するのだろうって、胃が痛くなるほど悩んだ覚えがあります。
結局、エクストリームな方法で無事に解決したからよかったものの、こちらの常識では到底推し量れないことを要請してくる人が、世の中には存在することを、まざまざと実感した事件でした。事件の発端となった<短い間、付き合っていた男性>が女性の二の腕くらいの太さの超巨根の持ち主だったことと合わせて、いまだ印象深く覚えています。

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