自分の生活に満足していれば嫉妬は生まれない

 そういうわけで、彼と別れることになった後、思ったのは「やっぱりまるで違う職業の人は無理かも」ということでした。
同業者には嫉妬してしまうからダメ、まったく関係のない業種の人はこっちが嫉妬されるからダメ。で八方ふさがりになってしまったかのように思えて絶望しましたが、いやいや、違うのです。
おそらく職種は関係ない。

 自分の生活に満足していれば嫉妬は生まれないのです。
ゆえに、相手の男性に嫉妬しないためにわたし自身が満足行く仕事をし、そして、職種など関係なく、自分の生活に満足している男性を選べばいいだけだったのです。
そうすれば「仕事とわたし、どっちが大切なの」なんてバカげたことは言わないで済むし、「仕事、仕事、また仕事ですか。お前はいつも仕事だな」と厭味を言われて嫌な思いをせずに済む。
これが恋人選びに「わたしのやりたい仕事を応援してくれる人」という条件付けをして生きてきた女が出した、ひとつの結論です。

Text/大泉りか

次回は <頭隠さず股隠す!?カーセックス談義で垣間見た恋人との相性>です。
近年、「若者のクルマ離れ」が囁かれていますが本当でしょうか?今回は『「車」を介して学んだ大切なこと』について。車離れと言いましても、クルマ…捨てたもんじゃないですよ?