何事もゴメンで済んで警察が要らない国に移り住みたい

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 スキーが嫌いでした。

 だいたい、道具がたくさん必要なスポーツが苦手です。昔から筋力がないので、重いものを持って移動したり装着したりするのが嫌なんです。

 というわけで、中学のときは陸上部でした。道具がほとんど何もいらないから。あと、紙と鉛筆だけあればずっと楽しんでいられた文芸部。

 たぶん、いまセックスが好きなのも「道具がいらない」「身軽なままできる」という理由は大きい気がします。

 もし中学校に「セックス部」があったら迷わず入部してたと思う。男子校だったけど。

……さておき。

 ゲレンデ以上にリスキーで、大事故の危険がある、初体験。

 今回も大事故エピソードがいっぱい届いております。

まちがったほうの穴に……

卯野抹茶さん(青森県)
エピソード:

 お互い初めてだった私たち。
 灯りを消した中で、彼の巨人は進撃すべき穴がわからず、必死に手探りで探すのですが、彼が触れた私の穴はことごとくのっけからアブノーマルプレイになる部分でした。
 ノーマルとアブノーマルって紙一重なんだな……。
 彼も私も、相手としたいというより「ここに入れさえすれば童貞/処女を捨てられるんだ!」というゴールに向かって必死で、お互いのことを見ていなかった気がします。  あの時の彼は胸にタトゥーを入れたあと実家のまんじゅう屋さんを継ぎました。

リンダさん(東京都)
エピソード:

 わたしは初めて、相手は二人目という状況で、はじめてのセックスがアナルセックスでした。
 ゴムがなかったのか、生でやりたくてせめてもの危険回避だったのかは知りませんが。

 初体験あるあるの王道「穴違いの悲劇」、未遂編と完遂編ですね。

 お笑い芸人の「おぎやはぎ」の小木さんも、初体験で間違った穴に指を入れてしまってものすごく臭かった、という体験談をどこかで話してらっしゃいました。

 リンダさんの初体験は厳密な意味で初体験なのか、結果的にヴァージニティは守られたままじゃないか、というのは哲学的難問ですが、ともあれ、「初めては別の穴」という過ちが繰り返されるのは減らしていきたいところです。

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