恋愛経験が少なくてコンプレックスを感じている女性に伝えたいこと

恋愛経験の有無に振り回されないで!

交際してきた彼氏の数が少ない劣等感に悩む女性の画像 Murilo Folgosi

こんにちは凛乃子です。私は今までに付き合った人数が1人という、極めて交際人数が少ない恋愛コラムニストです。しかも初めて付き合った相手とそのまま結婚することになったので、婚活経験もありません。

アンチからは「経験が少ないくせに、偉そうに恋愛や結婚を語るな」と、叩かれたこともありますし、自分でも経験が少ないことについて悩んだこともあります。

友達が「元カレ話」に花を咲かせていても、自分には元カレがいないので一緒にその話題で盛り上がることはできませんし、そういった部分でも寂しく感じることがあります。
「もっとモテていたら、いろんな経験ができたかもしれないのに」とか、「もうちょっといろんな男性を見ておけばよかったかな」と悩んだこともありましたが、最近はやっと開き直れるようになってきました。

というわけで、今回は「どんな恋愛をしてきた自分でも、肯定すればいいじゃん!」という話をしていきたいと思います。

どっちも違ってどっちも良い

そもそも、物事にはいろんな側面があります。

よく「交際人数は多い方がいいのか、少ない方がいいのか」という議論が出ますが、その問いに答えるなら、「どっちも違ってどっちも良い」です。

自分の場合、学生時代からずっと同じ人と付き合っていたわけですが、1人の人間からもたくさんのことを学ぶことができましたし、少なくとも恋愛コラムが書けるぐらいのノウハウは蓄積されました。
社会人になってからは、付き合っては別れ、新しい人を探し、出会い……といったサイクルを省くことができたので、恋愛以外のことに集中することができました。新卒社員の頃は毎日仕事のことばかり考えていたので、婚活・恋活も同時並行していたらキャパオーバーになっていたことでしょう。付き合ったり、別れたりって結構なエネルギーがいりますから。

逆に、たくさんの人と出会って付き合って、別れることを繰り返してきた人は、異性の接し方が上手くなったり、見た目よりも内面が大事であることに気付けると聞きます。
交際人数が多いと、コミュ力が向上して、複数の人を見た上でのたくさんの気付きを得ることができるようですね。

このように恋愛遍歴がどのような形でも、それぞれのメリットはあるのです。

モテ願望にはきりがない

生まれながらにしてモテモテなタイプっていますよね。そういうモテる人に対して「うらやましい!」と感じたことはないでしょうか?

実は私も未だに、「モテてみたいな~」「イケオジと美青年を囲ってエロゲのような生活をしてみたいな~」と考えてしまうことがあります。
※「今からハワイ行きてえな~」ぐらいのノリで考えているので、完全に戯言です。

あたかも、モテがすべてを解決してくれるような気がしてしまいますが、不特定多数からモテまくっている人を見ている限り、セクハラに巻き込まれやすかったり、勘違いされやすかったりといろいろ大変なこともあります。

恋愛や結婚は結局のところ「マッチングするかどうか」が重要なので、モテよりも自分と合ったパートナーを見つけることが重要なのです。

モテ自慢をされてもヘコまなくていい

男女問わず、モテ自慢をする人がいますよね。彼氏がいなかった頃は、そういう人たちを見ては「モテててうらやましい! 私にはそんな浮いた話全然ないよ~(泣)」とコンプレックスを感じていました。

でも、今になって思うのですが、本当にモテる人って、モテ自慢しないですよね? モテエピソードをベラベラ話す人はだいたいイキりだと心得ましょう。

恋愛のことで人と比べてしまって、隣の芝生が青く見えてしまうことって結構あるとは思いますが、誰かと経験値を競ったり、自分に欠けている部分ばかりを気にしてもキリがありません。

自分が否定的に見ていた部分も、見方によっては肯定的に解釈することができます。物事をいろんな方向から見る癖をつければ、恋愛に関するコンプレックスも解消されるんじゃないかな、と思いました。

Text/凛乃子

更新日時:2019年1月29日