エロ短歌の道は茨の道です

鯖太郎さん(東京都)
パンパンと叩いて赤くしたケツに白をぶっかけクリスマス色

 エピソードは省略。怨霊というより男の欲望のままに書いていただいたエロ短歌です。

「便所の落書きのようだ」というのは僕の短歌を揶揄するときによく使われる文句ですが、この一首も男子トイレの個室に書かれていたら絵になりそうですね。

 とはいえ、便所の落書きにも、すぐにでも消してほしい言葉と、こっそり写メをとってInstagramに流したくなるような言葉とがありますよね。

 このスタイルを目指すなら、後者にたどりつかないと、煩悩は煩悩のままです。エロ落書きの道はけっこうな茨の道なのです。

 たぶん「ただおもしろい言葉」と「そこに人間が見える言葉」とがあるのだと思います。エロは人間の営みなので、情念や視線に人間の匂いがちょっとだけマーキングしてあると、もっと見栄えがします。

 そうそう、ササキも昔、

クリスマスカラーに染まるクリスマス ねんまくは赤 たいえきは白

紅白で締めくくられる大みそか ねんまくは紅 たいえきは白

というペアの短歌をつくったことがあります。かぶりましたね。ハッピーアイスクリーム! 

 というわけで、次回からはテーマが変わります。新春ということで、「初体験の恋愛怨霊エピソード&短歌」

「相手が童貞だった!」みたいな話も、相手の立場からすれば「初体験」ですのでOKにしましょうか。そういうのって、女性側から気づくことが普通なんでしょうか。気になります。

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 お待ちしております。

Text/佐々木あらら