モテポイントはキャラにあるんじゃない

一番は「嬉しそうにする、楽しそうにする」なんですよね、とにかく。

でも、けっこう女の子がよく言うのが、「なんでお金も払ってもらってるわけじゃないのに、つまんない相手に私が楽しそうにしなきゃいけないの」みたいなこと。

その気持ちは解る。でも、だからといって「つまらない。私、帰る」と破天荒に振り切るわけでもなく、どうせ一次会を2時間なり3時間なりちゃんとやるんだったら、私は、わりとそれ本気でやっちゃうようにしてる。

ほとんどの人は、喋ることで生計を立てているわけじゃないので、話術に武器を持っていない人の方が世の中には多いから、誰も面白い話ができないような飲み会など、よくある。
自分がしたい話をして気持ちよくなっちゃってるだけか、本当に黙っちゃってる、の2つしかできないメンバーがそろっちゃったような、ハズレだっていう会に当たることもある。

それでも、私は全力で彼らを楽しませる。

そうすると、彼らも全員、私のことすっごい好きになってくれる。

興味がなくても、色々聞いてあげて、リアクションをとる。相手について、詳しくなろうとする。
それだけのことで結局すっごいモテる。
興味がなくても、どうせ沈黙以外は喋っているわけだし、帰らないなら喋っていた方が暇つぶしになるんだし。だったら、やった方がぜんぜんいい。

タダでも聞き役サービスに徹せよ

テッパンなのは、なんでなんで攻撃。「なんで? なんでそうなったの?」って聞き続ける。何でもいいから質問する。

一見、「話が終わった?」って瞬間あるじゃないですか、例えば、店員さんが入ってきちゃって、誰も、もう続きが気になってない、みたいなとき。
そこで、どうする? 続き話させる? 的な空気って絶対あるんだけど、そんなときは「で? それで?」って、一番に言う。先陣を切る。
話にオチなかったねってときでも、「で?」って。「それで? 続きあるでしょ?」って。「まさか、これで終わりじゃないよね?」って続ける。
自然の流れに任せて終わらせない。「ウソでしょ、ウソでしょ。まだまだ続きあるでしょ」って、言い続ける。
そうすると、聞かれてる方も興味持たれて満更でもない感じになるし、みんなは「オチなかったな」って思って、違う意味で笑うし。盛り上がる。

話が止まっちゃってる人には、「で、それで嬉しかったの?」とか、感想を聞いてあげるといい。
嬉しかったかどうかなんて、みんなからしたら、わりとどうでもいい情報なんですけど、どんな話題でも嬉しかった悲しかったくらいの感想はあるんだろうから、選択肢を与えて話しやすくしてあげる。
この話をしなきゃよかったっていう風に思わせないようにする。

盛り上がった風にするっていうのは、それやると好かれるし、モテるし、他の飲み会にも来て欲しがられる。
すべての飲み会にいて欲しいって存在になるから、ここがハズレでも次のいい飲み会に呼ばれればいいワケだし。