花屋さんと付き合う作戦計画

1、センスを問う花束を彼に依頼してみる。（美術の先生が絵本を出すのでお祝いの花を贈りたい、みたいなやつ）
2、作ってもらった花束を見て絶賛する（すごいですね攻撃）
3、「自分も花屋さんになりたいので助言が欲しい」とか（嘘の）相談を持ちかけてカフェにでも呼び出す。（男に完全に脈がなかったらカフェには来ないので、次の男へ進む）
4、相談に乗ってくれたら、彼が花を始めたきっかけや、高校時代にハマっていたもの、今好きなものの話などを聞いて「すごい」「教えて」を連打。（自分の暗い話だけは絶対しない）
5、話が盛り上がったところで（笑顔で）嘘を謝罪。「タイプだったから話がしたかったんだけど、どうしたらいいかわからなかったんです。ごめんなさい」とかぶち込む。（かなりのフックが入ります）
6、聞き出した彼の好きなものに「私も知りたい」「やってみたい」とか乗せてデートを約束。

みたいな感じでどうでしょう。

嘘は嫌？こういう嘘なら可愛いもんです。男は可愛い嘘を待ってます。
彼がもし困惑してたら「山田玲司にそそのかされた」と言って笑って下さい。

ただ、問題はもう1つあります。
危ないのはその男が頻繁に告白されてそうな「モテ男タイプ」だった場合です。
そういう男の中には「付き合う気はないけど来た女はいただきます」というタイプが潜んでいるのです。
貴方が「ワンチャン有り」で生きてる人ならいいけど、モテ男のワンチャン主義にやられて寝ちゃって「体だけじゃなく心まであげてしまって眠れません（泣）」みたいなチワワちゃんが多いですからね。お気をつけ下さいねー。

貴方がもし「セフレ上等のファンキーモンキーベイビー」なら、彼との未来には期待しないで頂いちゃって下さい。
逆に純情ハートで「明日の私も愛して欲しいの」なんて考えちゃうチワワちゃんなら、すぐパンツを脱いだらNONOベイビーだからねっ。
彼の様子見て、ちょっとじらして、「色々あるけどやっぱ好き！」って思えたら、その時が解禁ベイビーです。いってらっしゃーい。
愛に気を付けてね！

Text/山田玲司

初出：2014.11.20

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