鼻ほじ写真がオススメ

アル

(アプリのプロフ画面を見せてもらう)……おーかわいいやん!オシャレ!!

C

昔、洋館でアンティークドレスを着て撮影した時のものです。

アル

本気でほじってるわけじゃなく、アートっぽい写真だよね。たしかに、これをイイネと思う男性はセンスが合う気がする。
(プロフを見ながら)おー他の写真も全然盛ってないね!自宅の物干し台で撮ったみたいな、笑顔じゃなく真顔だし。

C

部屋着ですっぴんだし、加工も一切してないんですよ。

アル

プロフの文章も面白い。ひじきに対する愛を語っている。

C

ひじきが大好きなんですよ、鉄分も豊富だし。

アル

全体的に、遊び心やセンスを感じるわ。私が男だったら「この子と会ってみたい!話が合いそう!」と食いつくと思う。珍獣好きにヒットするんじゃない?

C

そうなんですよ。「鼻ほじ写真、最高ですね!」とかメッセージをもらって(笑)。これで引くようなメンズはいらないと思ったので、鼻ほじ写真はオススメです。

アル

何万人の中から見つけてもらうには「キャラ立ち」「差別化」がカギだよね。
王道受け・愛され路線で行くと、雑魚モテしてクソが釣れてしまうから。真逆の路線に変えたことで「イイネの数は減ったけど、マッチする人に出会えた」という女子が多いよ。

C

私もマトモで倫理感があって、ユーモアのセンスも合う人に出会えました。

アル

良きメンズと楽しい時間を過ごすうちに、男性不信も和らいでいくんじゃない?

C

あ、それは思いました!「マトモな男もいるんだな、今までがクソだっただけなのかも」って。
昔はもっと自己肯定感が低かったから「自分がクソだからクソ男が寄ってくるんだ」と悩んだ時期もあって。

アル

いや、見た目と雰囲気だと思うよ。Cさんは小柄で華奢で童顔で、声もかわいいし。

C

支配しやすいと思うんですかね?

アル

戦闘力が低めに見えるんだろうね。Cさんはこはなみみこちゃんとタイプが似てるわ。彼女も「ロリコンのクソ野郎ばっか寄ってくるんですよ!」とロリ声でキレてた(笑)

C

わかります……! 十代の時からおっさんに目をつけられて「テメエどんだけロリコンなんだ!」って。

アル

私やAM岩倉さんみたいなガタイのいい女は、ロリコンが避けて通るから。でも今から背伸びへんもんな、どんだけヒジキ食べても。

C

伸びないですね(笑)。なので、プーチン顔とチベットスナギツネ顔で撃退しようと思ってます。

アル

その意気や。「実生活ではクソ男が寄ってきがちでも、アプリではマッチする男を選別できる」というのは、希望が持てる話だよね。
では改めて、Cさんの相談メールにお答えしますと…「アドバイスすることはない」。

C

ええっ(笑)?!

―次回、アドバイスすることがない理由を解説します!

次回は<「恋愛やスキンシップが苦手でもいい」毒親育ちの元ぼっち女子にカウンセリング②>です。
前回に引き続き、元ぼっちで最近婚活を始めたという女性にインタビューしました。オンラインサロンで友達をつくり、鼻をほじっているプロフィール写真でマッチングアプリ婚活に挑む女性に対し、アルテイシアさんが今回アドバイスすることは「ない」!?

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