テロリストとは交渉しない
- アル
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そこ喪ちゃんはどうですか?
- そこ喪
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いや~ほんとに難しいなって。これも私にアドバイスできることなんてない(笑)
- アル
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そこ喪ちゃんもお母さんが大変だったんだよね?
- そこ喪
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:そうそう、私の場合は母が鬱病になってるんで。救急車呼んで病院行ったら、目の前で母が自殺しそうになって、そこから入院したりして、結構大変だったんですけど。
- アル
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それはだいぶ大変やと思うよ。
- そこ喪
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ただ私は運が良かったというか、その時点で上京して転職することが決まってたんですよ。なので、母が精神病院に入院した日に東京に来てるんです。
- アル
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自分も大変な時に重なってキツかったと思うけど。でも物理的に逃げれたのはほんと良かったよね。
- そこ喪
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そうなんですよ。もしあのまま地元にいたら、めちゃめちゃ大変だっただろうなって。今は両親二人暮らしですけど、父はほんと大変そうですね。
私も申し訳ないなって気持ちもあるけど…やっぱお互い大人だし、自分も自立しちゃってるし。
- アル
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子どもは親の人生に責任をもつ必要ないから。それをしちゃうと、自分の人生を生きられないし。
- そこ喪
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私は正直、母からの電話もあんまり出てないんですよね(笑)。「全然連絡くれないよね」とか言われると「私は彼氏かよ!」と思うし。
私はなるべく距離を置こうと思ってるので「Nさんも逃げて~!!!」と言いたいです。
- アル
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「罪悪感もあったけど、逃げてみたら『あ、意外といけた』と思った」と言ってたよね。
- そこ喪
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そうそう。実家出る前は悩んだりしたけど、いざ離れたら何とかなったので「あ、いけるじゃん」って。
Nさんは同居解消した時点で「あ、いけた!」という感覚があると思うんで。今後はパートナーもいるわけだし、「自分には味方がいるんだ」と強い気持ちで挨拶に行って、あとは逃げ切りましょう!
- アル
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三十六計逃げるに如かず、だよね。これは「ゴチャゴチャ考えずに逃げろ」って意味だけど、人はストレスにさらされ続けると「学習性無気力」になって、逃げる気力すらなくなるから、その前に行動してほしい。
AM岩倉さんはどうですか?
- 岩倉
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私も基本的には会わない方がいいと思います。良い思い出もあって、つらい部分もあると思うんですけど、やっぱ会わないと情が減るんで。
- アル
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私も親と何年も会ってなかったから、死んでもダメージがほぼなかった。
- 岩倉
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私も父と4年ぐらい会わない時期があって、もう情ゼロですね。いま父が死んでも何とも思わないだろうなって。
- アル
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両親は離婚はしてないんだっけ?
- 岩倉
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離婚はしてないけど、父はいま愛人と住んでて、年に一回だけ正月に帰ってくるんですよ。
- アル
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それは、どのツラさげて帰ってくるの(笑)?
―会場 (笑)
- 岩倉
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普通に「あけましておめでとう」って、おせちとか食べてます。
- アル
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どのツラさげて黒豆食べるの?
- 岩倉
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普通に食べてますね。しかも愛人は私の方が年齢が近いんですよ。
―会場:ええ~!!!
- 岩倉
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引きますよね。でも会わないとほんと情が減るんで、どうでもいいんですよ。
- アル
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親を許すとかじゃなく、「どうでもよくなること」が、毒親の呪いが解けるってことだと思う。
- 岩倉
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話し合って和解とかは無理なんで、Nさんは「私に不愉快なことをしたらお前を殺す」ぐらいの態度で臨んでほしいです。「テロリストとは交渉しない」みたいな。
―会場:(笑)
- アル
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さすが強腰! 大統領!
- 岩倉
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慈悲はない。こっちが強気でルールを決めてイニシアチブを取ると、意外といけるものなんで。申し訳ないけど、お母さんは非力な老婆じゃないですか。何かやられると言っても、たかが知れてるので。
- アル
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「彼の子どもに危害を加える」とか言ってるけど、できないもんね。子どもの方が絶対すばしっこいぞっていう。
―会場:(笑)
- 岩倉
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Nさんとお母さんは距離も離れてるんで。こないだ友人がモラハラ彼氏と同棲してたのを引き離したんですけど。
- アル
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狂犬が大活躍した一件。
- 岩倉
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そう。友人は「彼につきまとわれるんじゃ」と怯えてたけど、友人の家はド田舎なので「高崎線に2時間乗って、そこからまた車で移動しなきゃダメだし、たぶん来ないよ」と言ったら「あ、そうだね」と納得してました。
テロリストと交渉なんかしなくていいので、強く生きていってください。
- アル
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この女子校には毒親育ちの子も多いので、安心してどんどん吐き出してほしいわ。私もみんなのコメントを読みながら「なんといういたわりと友愛じゃ」と癒されてるし、きっと心が楽になると思います!
―次回はカウンセリング「男嫌いが婚活してみたら、まさかの…?!」をお届けします!
Text/アルテイシア
次回は <「男嫌いが婚活してみたら、まさかの…?!」毒親育ちの元ぼっち女子にカウンセリング①>です。
今回の相談者は「毒親育ち・男尊女卑アレルギー・男嫌い」の女性です。結婚願望はないものの、面白半分でマッチングアプリを始めたCさん。ヤバい男と出会って傷つくかと思いきや、意外にも精神が安定したそうです。いったいCさんに何があったのでしょうか。
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