魔窟育ちあるある

アル

そのうえで、Tさんは「理想のパートナー像」「どんな人とどんな生活を送りたいか?」をイメージしてください。

私の場合は「仁徳のある人」かつ「心身共にタフな人」が理想だった。天変地異が起こっても生き残れる人がいいなと思って、夫と結婚したんだけど。優しさと強さは両立するので、Tさんも理想をイメージしてください。「ジョジョで言ったらジョセフやな」とか。

岩倉

ジョースター家でダントツの長生きだし(笑)

アル

あとうちの夫の良いところは、1人で勝手に楽しそうなところ
多趣味で人生を楽しんでるから、ほっといていいし、機嫌とらなくていいので、すごく楽。50年一緒に生活するなら、私はそういう人がいいなと実感してます。妖怪博士はどうですか?

ぱぷ

「魔窟育ちあるあるだな」と思いながら読みました。大変な環境で育った人って、カウンターが狂うんですよ。ごく普通に育った人ってやっぱり、重い話を受け止められない人が多いので。

アル

重すぎて引いちゃったり、困っちゃったり。

ぱぷ

そうそう、逃げてっちゃうんですよね。でも魔窟育ちはカウンターがぶっ壊れてるんで「あーあるよね」「うちもさー」みたいな感じで普通に受け入れる。すると「あ、この人はわかってくれる!」みたいな。

アル

「自分を理解してくれる女神だ!!」と誤解されてしまう。あるある言うてるだけやのに。

ぱぷ

そう(笑)。ぶっちゃけ話もちゃんと聞いてなくて「あるよねー」って言ってるだけなのに、「引かない」というだけで崇拝されるみたいな。なので、まずは自分のカウンターがバグってることを自覚しましょう。

私が「妖怪男ウォッチ」とかしてたのも、カウンターがバグってるから相手がヤバい人だと気づくのが遅れて、引き寄せてるところがあったので。

アル

妖怪がうようよ寄ってくる。

ぱぷ

妖怪が団子状にくっついて、周りを取り囲んでくる。

―会場:ヒイイ~~(悲鳴)

アル

怪談みたいになってきたぞ(笑)

ぱぷ

あとは、カウンターが正常な友達にチェックしてもらうとか。「今こんな人とデートしてるんだけど」と話して「え、それおかしくない?」みたいな。

アル

一緒に会って、面接官をしてもらうのもいいかも。

ぱぷ

そうですね。私も若い頃は心を病んでる人に好かれることが多くて「これヤベーな、受け入れすぎるのも良くないな」と気をつけるようになりました。
Tさんも家族や友達に向けていた優しさを、赤の他人に向ける必要はないので。本人は普通にやってると思うんだけど、なるべくシビアな対応を心がけるというか。

アル

線引きが大事だと思う。「親しい友達や家族以外の人には、ここまでしかできません!」とラインを決めないと、自分がしんどくて潰れちゃうので。どこでラインを引くか?を整理してみてください。