先日、オンラインサロン「アルテイシアの大人の女子校」の東京オフ会が開催されました。
当日は以下の3人のゲストに登場いただき、生徒さんの相談に答えてもらいました。
その時の模様をルポしたいと思います!
ぱぷりこ/作家。著書『妖怪男ウォッチ』、『なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか』
そこにいる喪女/ツイッターで人気のアラサーOL。アルテイシアのカウンセリングにも登場。
AM岩倉/AM「恋愛デスマッチ」「59番目のマリアージュ」の担当編集者。呼び名はアサシン。
依存系の男ばかり寄ってくる(Tさん、38歳)
私は気が強いし、自己主張はハッキリしてる性格です。それでも「優しそう」と誤解されて、弱ってる人々が「この子なら分かってくれる……!」と集まってくるのです。
というのも、弱い立場の人を助けて寄り添うことが、普通だったからだと思います。兄には障害があるうえ、重度の鬱病でした。また長寿の家系で老人が多い環境で育ちました。かつ毒親育ちでもあります。
結婚を考えていた元彼にはパニック障害のような症状があり、「理解者は君しかいない」と依存してくるようになりました。
こちらの都合などお構いなしに、何日も泊まりに来たり、会食に同行させられたり、仕事まで手伝わされたり。同棲した後も「こんなことが続くなら別れたい」と何度も言いましたが、「それでも分かってくれるはず」と依存されていました。
最後は「見捨てられ不安」から逆ギレした元彼と、すさまじい修羅場になり、私も阿修羅モードに変身してしまいました。その後味の悪さと言ったら。。
幸せになるために、どうしたら「脱・優しい人」ができるのか?アドバイスをいただけると幸いです。
「脱・優しい人」しなくていい!
- アル
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Tさんは本当に優しい人だと思う。私の思う「優しい人」は「弱い立場の人に思いやりがある」とか「困ってる人を助ける」とか、仁徳のある人なのよ。それが私のパートナーに求める条件だった。
というのも「病めるときベース」で支え合えるのって、そういう人だと思うから。私に惚れてるから優しいとかじゃなく、困ってる人がいたら手を差し伸べずにいられないという、仁先生みたいな。あの江戸時代にタイムスリップしたお医者さん。
―会場 (笑)
- 岩倉
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カビからペニシリンを作る人。
- アル
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そう、そういう人と50年暮らしたいと思ってた。Tさんの優しさはかけがえのない美点だし、「脱・優しい人」なんかする必要ないよ。むしろ、あなたのような人が世界には必要です!!
- 岩倉
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世界にとって必要な人材ですよね。
- アル
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だから自分を変える必要はなくて、重要なのは「依存系の人をどうブロックするか」だと思う。
「依存してきそうだな」と妖怪アンテナが立った時におすすめなのは、前回のオフ会でも話した「ミキプルーン返し」。
―会場 (笑)
- アル
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大して親しくない人が悩みとか話してきたら「だったらミキプルーンがいいですよ!」とカバンから出してみよう。「ひとさじどう?」と勧めたら、相手は逃げていくから。
もしくは先手を打って「元彼に依存されて阿修羅に変身した」と自分の話をして「依存されるのはもうコリゴリで、どうしたらそうじゃない人と付き合えるかな?」と逆に相談してみるとか。
- 岩倉
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ブロックする方法はいろいろありますよね。
- アル
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私がよくやるのは「地獄のミサワ返し」。依存系の人が寄ってきたら「昨日も2時間しか寝てなくてさ~」とめっちゃ忙しいフリする。カバンから眠眠打破を出すとか。
―会場 (笑)
- アル
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地獄のミサワ返しはあらゆる場面で使えるのでおすすめ。「ごめんね~忙しすぎて連絡もらっても返せないかも」と“あなたに付き合ってる暇はないんだ”アピールをしよう。連絡とれない人には依存できないので、効果的です。