サポートいろいろ
- アル
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お母さんは今、何歳?
- N
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59歳です。
- アル
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じゃあ6年後には高齢者か。「今はほぼ寝込んでる」と言ってたけど、自分のことはできるのかな?
- N
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洗濯とか最低限の家事はできますね。調子のいい時は、魚を焼いたりとか簡単な料理もしてます。
- アル
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本で読んだ知識だけど、双極性障害は変化や刺激がキツいんだよね?
- N
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そうなんですよ。母も新しい環境とか新しいことを始めるのは、かなりダメな感じですね。一人で電車に乗るのも厳しくて、ルーティンワークをこなすのがやっとな状態です。
- アル
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そこがこの病気の難しさだよね。人とのつながりを増やすことが回復につながるけど、新しいことを始めるのが苦手っていう。それでも少しずつ回復して自立することが、お母さんのためでもあるよね。
- N
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そうなってくれたら本当に嬉しいですね…。
- アル
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お母さんは「娘に依存して申し訳ない」「できれば自立したい」という思いはあるのかな?
- N
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うーん…内心はあると思うけど、今は自分のことで頭がいっぱいなんでしょうね。
- アル
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まあ病気だから不安だろうしな。離婚して引っ越しして環境も変わったし。今の環境に慣れれば、病状も多少は落ち着くかもしれないね。
- N
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そうですね、焦らず一歩ずつ進むしかないなと。
- アル
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今は親問題を娘1人で抱えてる状態だよね。そんなNさんとお母さんに必要なのは、第三者のサポートだと思う。 ソーシャルワーカーの女友達に聞いたら「サポートはいろいろあるけど、みんな知らないから使ってないのよ」と言ってた。
- N
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私も日々の生活に追われて、ちゃんと調べられてないです。
- アル
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友達に状況を話したら「65歳未満であれば、社会福祉協議会に相談に行くのがおすすめ」とのことでした。「障害者・児童・婦人・老人、全ての相談窓口になっていて、適切なサポートにつなげてくれる」「ボランティアや福祉サービス、地域の交流の場のサロンの情報とかも教えてくれる」そうです。
65歳以上の高齢者なら、地域包括支援センターに相談に行くのがおすすめらしい。いずれも自宅の最寄りの事務所に行くように、とのことでした。
- N
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聞いてくださってありがとうございます……!!
- アル
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明日は我が身だから(笑)。あとはお母さんの主治医に相談して、今の状態を聞きながら「自立に向けて何ができるか?」を話し合うといいと思う。そうやってサポーターを増やしていこう。
ソーシャルワーカーの友達も「社会との接点、人とのつながりをどう作るかがカギだ」と言ってた。家に閉じこもって孤立するのが一番マズいって。
- N
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まさに母がその状態で、私しか頼る人がいないので…。
- アル
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地元でつながりができれば、お母さんも依存先を増やせるし、Nさんの負担も減らせるよね。Nさんも相談できる人がいれば心強いし。
- N
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母が私以外の人間関係を築いてくれたら本当に助かります。
- アル
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友達のお母さんも重い鬱病で入院してたのよ。退院後に娘に勧められてアイドルにハマって、ご近所さんとDVD鑑賞会とかしてるうちに、じょじょに回復してきたんだって。「メンバーの名前を覚えるのがボケ予防になる」と喜んでるらしい。
- N
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:アイドルが若返りに効く(笑)
- アル
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うちの義母も東方神起のお陰で寿命が延びてるわ。
- N
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推しの力は偉大ですね(笑)!