史上最悪のモラハラ彼氏
Y:元彼は5つ下の会社の後輩だったんですが、完全に相手が上の立場でしたね。
たとえば仕事が大変な時も絶対労わってくれないし、むしろ「最近太ったんじゃない?自己管理ができてない」とか責められて。少しでも反論するとキレられるので、いつもビクビクしてました。
アル:そいつ瓶につめて蜘蛛に食わせてやりたいわ。でもモラハラとわかりつつ2年も付き合ったんだよね。
Y:当時はそこまでひどいと思ってなかったんですよ。モラハラと付き合うと自尊心を削られて「自分が悪いのかも」と洗脳されるので。
でも今の婚約者と付き合って、自分がいかにひどい扱いを受けていたか気づきました。それこそ、セックスとか180度違うし。
アル:どんなふうに違うの?
Y:「電気消して」って言ったら消してくれるとか。
アル:えっ、そこ?
Y:元彼には「注文多いな」とキレられたので。あと私はアルさんの本で“イラマチオ”という単語を始めて知ったんですが、元彼は巨根自慢で、無理やり喉の奥につっこんで喜んでましたね。
アル:それは噛みちぎっても法的に許されると思う。
Y:私がノーと言えないから、どんどんエスカレートしていって…最終的には、猿ぐつわに目隠しをされて手錠をかけられたりとか。
アル:それ人質やないか!
Y:あまりにも辛くて「私って肉便器なの?」と聞いたら「フッ、かもな」って。
アル:凌辱系のエロ漫画か!
Y:元彼は私が痛がってたら喜ぶ感じだったけど、今の彼は「痛くない?」とか聞いてくれるので、優しくて涙が出ます。
アル:そうか…それまあまあ普通のことやけどな。
Y:モラハラと付き合うと基準が狂うんですよ(笑)
元彼は私の体なんかろくに触らず、自分がイッたら即シャワーを浴びにいったけど、今の彼はちゃんと腕枕もしてくれるし、「自分はべつにイカなくてもいい、Yちゃんが気持ちよくなってくれるのが嬉しい」と言ってくれます。
アル:前がひどすぎたとはいえ、優しい彼と出会えてよかったねえ…!!