前回「自分が享楽タイプか堅実タイプか見極めて、人生の選択をしよう」と書きました。
それに対して「堅実タイプなのに結婚まで至らない高齢喪女はどうすれば?」という質問をいただいたので、お答えしまーす!
堅実タイプは最初から結婚を目指した方がいい
堅実タイプとは、恋愛欲求や性的好奇心が少なくて「トキメキやエロスやスリルを経験したい!」とかあまり思ってないタイプ。
私の女友達にも、堅実タイプの独身女子が多数います。
彼女らに「もしタイムスリップして過去の自分に会えるなら何て言う?」と聞くと「30過ぎたら婚活して33歳までに結婚して35歳までに出産しろ、って言うかな」との答え。
続けて「じゃあさ、過去の自分にそう言ったら『よし婚活するぞ!』って動いたと思う?」と聞くと「いや動かなかっただろうね~」とのこと。
人は理屈よりも感情で動く生き物。
「いずれ子どもがほしい」「老後も不安だし結婚したい」と頭で考えていても「でも面倒くさいし…」と動けないのが堅実タイプ。
一方、享楽タイプは「今、男がほしい!今この瞬間、セックスしたい!」と思って動くため、結果的に男が途切れず、結婚や出産に至りやすい。
「結婚も出産もしたい」と思っていても、その前の「恋愛」の段階でつまずきがちな堅実タイプ。
そもそも好きな男に出会って交際に発展させて結婚まで辿りつくのは、恋愛の猛者ですら大変です。
ゆえに堅実タイプは、最初から結婚を目指した方がいいと私は思う。
恋愛抜きで結婚を目指す、すなわち「彼氏」はなく「夫」探しを目標に動いてみる。
心安らぐ家庭はほしいけど、婚活がめんどくさい
知り合いの五十代の女性からこんな話を聞きました。
「私はお見合い結婚で、最初は地味でマジメな夫を全然好きじゃなかった。でも夫は家事育児も積極的にして家庭を大切にする人で、今では世界一愛してる」
一方「大恋愛の末に結婚したが、家族を省みない夫に愛想がつきた」系の話もよく耳にします。実際、妻の夫に対する愛情が冷める原因の1位は「子育てに協力的じゃないこと」なんだとか。
恋愛感情(トキメキやエロス)は時間と共に減っていくけど、家族愛(信頼や愛情)は増えていきます。よって「夫向きの男と結婚して、家族愛を育てていこう」と目指すのはとてもオススメ。
そもそも堅実タイプは恋愛欲求や性的好奇心が少ないため、惚れっぽくない。そんな女子が「男として好きになれるか?」を基準に夫選びをしても、難しいでしょう。
であれば「ドキドキするとか股が濡れるとか、そんなのはどうでもいい。生涯共に暮らす家族としてどうか?を基準に男を選ぼう」と決めた方が、幸せに近づくはず。
…という話を堅実な友人達にすると「そう! トキメキもエロスもいらない、心安らぐ家庭がほしいの」と頷きます。が、続けて「でもそのためには婚活しなきゃダメでしょ? それが面倒くさくて」とおっしゃる。
私は水野敬也さんのようなスパルタ系ではないので「まー面倒くさいよな」と同意します。
なにより私自身が面倒くさがりやで、好きなことしかできないし、苦手なことは避けるタイプ。
その立場から、恋愛が苦手でも結婚できるコツを提案します!